定山渓天狗岳-天狗沢右股~左股ー2023.8.11
定山渓天狗山-天狗沢右股~左股ー2023.8.11 (3名)
山の日からの三連休。
不安定な天候から日高の遠い山は諦め、比較的天候が安定しそうな道央の単発登山へ。
初日は天狗沢から定山渓天狗岳。
集合場所の林道ゲート前に車を置いて、まずは林道歩く。
超蒸し暑くて、下り主体なのに汗がダラダラ噴き出す。
北海道らしい乾いた空気は一体どこへ行ってしまったのだろう。。
林道から聳え立つ本峰が見えた。
30分程度の林道歩きを終えて入渓し、平坦な流れを淡々と進む。
二股で一度目の休憩を取ろうと思っていたが、なかなか二股が現れない。
地図を見直すと、二股はとうに過ぎていて、すでに右股のCo520付近だった。
明らかに地形図の確認不足。遠回りになるが大勢に影響はないので右股を進む。
右股の中流域は小滝がいくつかある程度だった。
700m二股は左からの流れは殆どなく、明瞭な二股ではない。
流れのある右股に入り、岩盤を攀じ登っていく。
V字状に小さな段差の地形が続く。
このまま詰めるとⅡ峰のど真ん中ににぶち当たるので、適当なところからトラバース開始。
小尾根と小沢を繋ぎながらのトラバースは一筋縄では行かない。
微妙な傾斜のトラバースを続ける。
気温も一段と高くなり、体力を削ぎ落とされた。
1040mコルに抜け、やっとこ夏道に当てる。
消耗著しい体には、頂上までの夏道がきついのなんの。
ヘロヘロで着いた天狗岳山頂。
予定時間より2時間余計に費やしての到着となった。
全ては左股に入り損ねた初歩的ミスによるものだ。反省・・・。
定天なら人が大勢いるものだと思っていたが、まさかの貸し切りだった。
クソ暑い日の一番暑い時間帯に登るヒトもいるはずないか・・・・。
下りは左股を使う。
大きな滝は無いものの、簡単に降りれない段差が何か所あり、意外に時間がかかった。
メンバー全員脱水気味で疲労が濃く、会話する気力も湧かない。
最後の林道は無言のまま淡々と歩き、一日がかりの山行を終えた。
ルートです。反時計回りに周回で余計に時間食う。
水量が少ない沢なので、33度予想の灼熱の夏はおおススメできません。
涼しくなる秋が良いかと・・・。
P.S タイトルは何も考えずに定山渓天狗岳としたが、地形図では天狗山との記述。
一般的には定山渓天狗岳と呼ばれている?それとも定山渓天狗山??
はて、どっちが正解???