岩平峠(共和町)ー2023.3.4 | 道北ヤブ山日記

岩平峠(共和町)ー2023.3.4

岩平峠(共和町)ー2023.3.4 (単独)

 

岩平峠は道路の峠ではなく山名である。

八内岳から続く主稜線上にあり、地形図では794mP(三等三角点「岩平峠」)より北東の765P付近に記されている。

麓から見ると割合立派な山であり、積丹のピークハントをする上では無視する訳にはいかない。

 

共和町発足地区の道道除雪最終地点。

三角山に登った際に駐車した場所に、6日ぶりに戻ってきた。

旭川から通うにしては遠い遠い(笑)

 

前夜10cm程度降った湿雪でやや重いラッセルとなったが、まずは発足林道を3km弱歩く。

 

林道がヘアピン状になる・274手前から、尾根に取り付かずそのまま沢中へ入る。

意外に沢幅は広く、沢詰めもできそうに思えるほどだった。

 

Co400付近から左手の尾根に上がってみると、これはこれで登りやすい斜面が広がっていた。

794Pに直接向かう尾根に乗り、ひたすら北進する。

 

相変わらず積丹の天気は不安定で、青空から一転してガスガスに変わる。

・556から近づいてくる稜線の南面には良い疎林斜面が見えていた。

 

794mの三等三角点「岩平峠」を抜けて、地形図に岩平峠と表記のある765ポコを目指す。

今度は西からの吹上げが強まり、風雪に煽られての稜線歩きとなった。

視界が悪い時の雪庇稜線は本当に不気味である。、

 

平坦な岩平峠到達。

車からの距離も思ったより近く、また広尾根が続いて、案外優しい登頂だった。

山頂で休んでいるうちに風雪は止んで視界が良くなってきた。

 

辿ってきた稜線。奥の高いピークが794mの三等三角点「岩平峠」。

 

八内岳に続く主稜線が見えてきた。

時間があれば、岩平峠ー八内岳ー三角山の周回も十分可能だろう。

 

一週前に登った三角山と、共和ー岩内の盆地。

完全に晴れ上がれば展望の良い山だと思われる。

 

日が差したため多少重い雪になったが、・353までの標高差450mは楽しめる斜面だった。

 

ルートはこんな感じです。

 

下山後、まだ時間があるので、ちょっくら余市の稲倉石山へ向かってみる。