余市天狗岳-湯内岳-丸山(余市町)ー2023.2.13
余市天狗岳-湯内岳-丸山(余市町)ー2023.2.13 (単独)
一等三角点のある余市天狗岳へ・・・・。
久々の平日登山、月曜なのでヒトと会うことの無い静かな登山を期待する。
地形図を見ると余市天狗岳の周辺には、他に稲倉石山、湯内岳、丸山と3つのピークがあり、できれば周回したいとの思惑が湧く。アレコレ考えているうちに眠りにつき・・・・・。
やらかした!寝坊コイちまった!
実は所用で夜に東京から帰旭、疲れて思いっきり寝込んでしまったのだ。
「あれ?今日山行かないんだ。」妻の言葉で目が覚めた。
普通に朝になっていて、時すでに遅し。
しかし他へ転進の考えは無く、慌てて準備して余市へ向かう。
余市ダム手前の最終除雪地点に広い駐車スペースがあった。
出発時間が予定より超大幅に遅れたため、4山周回は諦め、取り捨ては現地判断とした。
歩き出すと前日と思われるトレースがあり、すぐに丸山に向かう林道に折れていた。
この時点で同じ丸山ルートは除外確定(笑)
余市ダム。曇り時々雪予報だが青空が出ていた。
選択肢は稲倉石山ー天狗か、天狗ー湯内岳-丸山の2択だろう。
厳冬期の不安定な稜線雪庇、それに遅い出発時間を考慮し、後者に決定する。
まずはメインとなる余市天狗岳を目指す。最悪、この山一つでも良い気分。
余市ダム左岸の林道を進んで418Pの南に抜け、沢形を進んで間もなく現れる左の小尾根に取り付く。
地形図から直接ピークに向かう最短ルートと読む。
青空は嬉しいのだが、日差しにより雪がべたべたになってスキーが重くて参る。
小尾根は想像より登りやすく、Co550からは疎林斜面へと広がっていく。
右手から683Pが合流すると頂上台地は近い。
Co850で雪庇稜線に上がる。
稲倉石山へ続く稜線は、アップダウンの雪庇尾根となっていて、今回外して正解だったようだ。
もう少し雪の締まった時期が安全と思われた。
余市天狗岳山頂。
北西に見える湯内岳の山容は平坦で冴えない。
何時しか青空は消え、雪雲が近づいてきていた。
山頂からの南東斜面は疎林の斜面が広がり、スキーが楽しめる。
湯内岳への稜線はアップダウンがあって、一筋縄ではいかない。
特にCo650からの段差150mは、結構イヤらしい斜面に感じた。
576Pの先で先ほどのスキートレースと合流すると湯内岳山頂となる。
山頂と言っても平坦な疎林の雪原であり、ピーク感は全くない。
真新しいピンテが下がっており、トレース主が木に括ったと思われた。
降雪の中、次は南に向かって丸山へ。
Co450の林道付近からお椀のような山容が見えていた。
林道を離れて70m程度登ると、程なく丸山山頂となる。
樹林に覆われてスッキリしない山頂だった。
余市天狗岳、湯内岳、丸山と三山踏んだが、さすがは一等、余市天狗岳が一番存在感があった。
丸山からの林道は、幅広で実に立派だった。
トレース主は丸山-湯内岳の単独ピストンだったよう。
うっすら残るトレースの横に自分のトレースをつけながら車まで戻った。
ルートはこんな感じです。
稲倉石山は別の機会に単発で・・・・。