芦別・奥山-オチヌンペ川支流北西面沢ー2019.9.15
芦別・奥山-オチヌンペ川支流北西面沢ー2019.9.15 (単独)
幌内山地の未踏峰も残り僅かとなった。
今回は滝里湖の北に位置する未踏の芦別・奥山(475m)に登る計画を立てる。
地形図を見ると南側のポンルベシベ川沿いの林道は、山頂近くまでガッチリついていて、何も考えずに登れそうだ。しかしルートとしての面白味は欠けるため、北西側の沢ルートからのアプローチとしてみた。
道道70号線芦別美瑛線に車を置き、オチヌンペ川を渡渉して北西面沢出合を探す。
北西面沢は割としっかりした流れだ。出合付近には右岸から左岸側に渡る林道跡が見られた。
林道跡を辿る手段もあるが、どこまで続いているか分からない。
確実性を選び、計画通りに沢を進むことにする。
途中現れた5mの滝。
緩い小滝が出てくる。スケールは小さくても、変化があると十分楽しいものだ。
260m二股を右に入るとすぐに水は切れて、ヤブが被り出す。
蔓系植物に覆い尽くされてゲンナリしながら進んでいると、突然コルゲート管が現れる。
周りを見渡すと、右上に林道跡があって、それに使われていたものだろうか。
水の無い沢を歩くのも面白くないので、林道跡を辿ることにした。
林道跡は山頂近くまで延びていた。
Co400で消失し、最後は腰程度の軽いヤブ漕ぎとなる。
芦別・奥山山頂。三等三角点名も「奥山」。
樹林と笹に追われて、残念ながら展望は良くない。
三角点周りを綺麗にした後に引き返す。
下りは沢には降りずに林道跡を使ってみた。荒れた林道も次第に立派に変わる。
どこへ行くのか興味津々だったが、遠回りながらも入渓ポイントのすぐ下流まで続き、最後は道道に抜けられた。
ピークハンターであれば、地形図にない林道を使うことにより、靴を濡らさずに山頂まで容易に行けるだろう。
ルートはこんな感じです。