ニセイカウシュッペ山-茅刈別第四支川 3の沢ー2017.8.19
ニセイカウシュッペ山-茅刈別第四支川 3の沢ー2017.8.19 (3名)
茅刈別第四支川通いのラストは、最奥の3の沢へ。
これで一区切りがつく。
4週連続のニセカウ登山口。
メンバーはyokoさんとYuちゃんとの3名P。
第三支川から第四支川に入るパターンは、毎回同じ。
3時間以上かかって、やっと2の沢出合い到着。ここまでが長い。
毎週飽きもせず良くやると、自分でも思えてしまう。ただの物好きか?!
3の沢に入ると平凡だった渓相が一変し、滑滝が連続する。
大概は快適に登れる。
その後は釜や函地形が出て、へつったり、巻いたりして楽しく進める。
何回かドボンもあった。
沢幅は狭まり、Co1270でゴルジュ地帯に突入。
両岸が立った中に、釜滝が連続。
泳いだり、チムニー登りで一つ一つ越えてゆく。
全身突っ張り。
常に変化があって、面白い沢だ。
途中、平凡な沢に戻る区間はごく僅かだった。
1400m二股は滑滝となって出合っており、逆光に輝く水流が良い景観。
入り口の狭い右股に入る。
再びゴルジュ地形となり、究極に狭い。
所どころ挟まる岩の処理が面倒。
どん詰まりには、ハングしたチョックストーン滝が現れて行き詰る。直登は不可能だ。
左に古い残置スリングがあって、それを使って空身で途中まで登ってみると、その上にもグラグラのハーケンがあった。
中段を登っても上に抜ける辺りの岩が微妙なので、無理せず下から巻いた。巻きは容易。
チョックストーン滝の上部に出ると、周りは一気に源頭の雰囲気となった。
雪渓の残る急なガレ場を登る。
生憎のガスの中、最後の詰め。
ガレから、灌木地帯、そして低いハイマツ。
ほとんどヤブの苦労は無いままに山頂へ達した。
ニセカウ山頂。
3週連続となる茅刈別第四支川探索は、これを以て無事終了である。