朝陽山-残月峰(上川町)ー2017.5.13
朝陽山-残月峰(上川町)ー2017.5.13 (単独)
前日は午前帰宅の条件付き登山だったが、今回は逆に昼からの登山となった。
時間があまり使えないとなると、当然山は限られる。
所用時間と時期を考え、層雲峡の朝陽山としてみた。
スタートが午後ともなれば、すでに気温が高くて暑い。
国道脇に車を置き、石狩川に架かる橋を渡って歩き出す。
朝陽山は今時期毎年のように登っており、勝手知ったる山。
稜線に出ると若干風が出て心地良い。
例年より少しだけ早い時期なので、残雪が多い印象。
通行止めの看板を過ぎると、樹林帯から平坦な雪面に変わり、大パノラマが展開される。
この変化はあまりに劇的であり、晴天の残雪期にこの地を訪れる誰しもが感動すると思う。
自分も初めて訪れた時の感動が忘れられず、毎年登りたくなる。
山頂では銀マットを敷いてザックを枕に寝転がる。
青い空にゆったりと流れる雲を見ながら、ぼーっと過ごす。
上空は丁度飛行コースなのか、ジェット機が次々に通り抜けていく。
ジャンボジェットも通るので、北極回りの海外便だろうか?
山頂で3時のおやつを食べた後、下山とする。
この景色よ、また来年。
しかし来た道をすんなり戻らないのが道北ヤブ山流?(笑)
調子良かったのは初めだけ。次第に雪が切れ始め、ついにはヤブ漕ぎも強いられる。
余計な考えを起こしたばかりに、苦労する羽目となった。
距離はそれほどでもない。ヤブでも行くしかないのだ。
プラブーツでのヤブ漕ぎは滑りまくりでスパイクが欲しい。
稜線上には、所々岩場も現れる。
地形図上の残月峰ピーク(1091m)は、名前の「峰」からイメージする呼べるような尖がりは無く、どちらかといえばただの稜だった。
下山ルートだが、沢を挟んで向かいに渡れば、登りに使ったルートと合流できて車に戻れる。
しかしそれも面倒なので、最短距離で国道に降りることにした。
慎重に急斜面を下る。スパイクが欲しい・・・・。
聳える岩塔も残月峰と呼ばれている。こっちが本物?
クライミングはできないので、裏の弱点から一度登ってみたいものだ。
無事国道到着。
車までアスファルトの歩道をテクテク歩いて終了。
ルートはこんな感じです