芦別岳-ユーフレ川本谷―2016.9.13 | 道北ヤブ山日記

芦別岳-ユーフレ川本谷―2016.9.13

芦別岳-ユーフレ川本谷―2016.9.13 (単独)


芦別本谷はこれまで残雪期にしか登ったことはない。

無雪期の景色をこの目で見たく、今回遡行することにしてみた。

芦別岳旧道駐車場は平日につき誰もいない。


ユーフレ川にすぐ降りる。増水していた2日前よりも水は引いていた。

高巻きの多い夏道を使うよりも、体力、時間ともに節約できる。


ユーフレ小屋を過ぎてゴルジュを越えると、歩いたばかりのαルンゼ出合い。(その時の記録

2日前の興奮がよみがえる。


これはβルンゼ出合い。

そしてγルンゼ出合い。

北海道の山と谷では!!!となっている。恐ろしい。

果たして登る日はくるのだろうか・・・。


インゼル。残雪期よりも一際高く見える。


晴れ予報だったのに、ずっとガスが濃いまま。

ガスの二股は迷いやすいので注意が必要だ。


悪い視界の中、半ば諦め気味で登っていると、風が出てガスが流れ始める。


天候は劇的回復を見せ、ガスが取れて見事に晴れ上がった。


見えなかった山々が次々に現れる。夫婦岩。

しばし立ち止まって、感動的な時間を過ごした。


ユーフレ川本谷はスケールがデカい。

残雪期には知ることのない発見も多かった。


詰めはガレガレとなる。

落石が多く発生し、後続パーティがいる場合は危険と思う。

芦別岳山頂。

ガスで遠望は利かないが、十分満足。

久々の山頂ラーメンでまったり過ごす。


下りは新道を使う。

本谷に流れ込むガスはダイナミックな動きをしていた。


新道を最後まで使わずに途中から適当にヤブを降りる。

ピンポイントに旧道駐車場に当てると山行終了となる。