ペケット山-2011.1.8
ペケット山-2011.1.8 (単独) -12℃
今シーズンは小雪であったが、ここ2日間は雪が降った。
あまり長い距離のある山行ではラッセルが大変であろうし、また冷え込みも厳しいので近くの山を計画する。
幌加内と和寒の境にある辺乙部山を計画。この山も延ばし延ばしになっていた山だった。
幌加内湖の右岸林道を進み途中で林道を右に折れ、384から西尾根に上がるルート設定。
暮れに偵察に来たときは雪は少なく雨煙内ダムの横まで除雪が入っていたが、当日はダムの500m手前で除雪が切れていた。
林道は最近の降雪前に一度過去に除雪されたようで、ラッセルはそんなに深くない。だが雪が砂のように重く、すぐに汗が出てくる。
林道を右に曲がると一気に雪が深くなり、スキーのトップを一歩一歩出しながら進むが、深くて重いラッセルに一気に消耗。Co270までの1キロで1時間。時速1キロしか進まない。
3時間もあれば山頂までいけるだろうという読みも甘すぎた。
このペースではまだここから2時間30分はかかる勘定。出発時間も遅かったこともあり、全然届かない。11:40、270で引き返し。
ダムに戻ると今年の初山で撤退も縁起が悪いと、すぐの目の前のペケット山に向かう。
なぜかポケット山との看板がある。
300mほどの堰堤は風が吹きぬけ寒い。対岸に渡ると林道には雨煙内三角点遊歩道との標識が・・。
ラッセルは相変わらずきついが、この山を登らずして帰る訳にも行かず、意地でも進む。
南コルに着くと、山頂まで50mの標高差。ようやく山らしい傾斜で雪庇のある山頂へ。季節が違うと30分くらいで登れそうだが、1時間半もかかった。
山頂では辺乙部山を確認しておきたかったが横殴りの雪となり展望は効かない。
雨煙内三角点は384.9と思われ、地形図ではここから1キロもないが、今日の雪質なら更に1時間はかかりそうだ。すでに14時を回っているしラッセル疲れから気力も無くヤメ。
戻ったダムの堰堤の斜面は傾斜が思ったほど急でないので滑ってみるが、全然滑らず。
今日はそれほど雪質が悪かったということである。
引き返し地点のヤブ。これで取り付くのも??
重いラッセル
ほろかない湖越しに見たペケット山
なぜかポケット山
秋に登っている方がいらっしゃいました。
http://tafur.exblog.jp/14902255/
T.Fさんです