ブログ主です。当ブログへのご訪問ありがとうございます。
昨今、多くの皆さんが、「メルカリ」「ラクマ」「ジモティー」「ヤクオク」等のフリマサービスを使って不用品の売買などに利用していると思いますが、自分も結構利用しています。
ただ出品もしていると、時々イラっとすることにも出くわす事もしばしば。
例えば、出品物の説明文に「商品の値下げ交渉のお問い合わせはお断りさせて頂きます」と書いておいても「商品ですが、もう3千円値下げできませんか?」とか「もう2千円値下げしてくれたら即決で購入します」とか、果ては「9900円の値付けですが、もう200円値下げできませんか」等のお問い合わせが来る事。
スマホから通知音がして「売れたかな?(喜)」と思ってアプリ開いたら、このメッセージでイラっ!
コチラとしては、「説明文読んでないんか!(怒)応答がウザいんだよ」「編集して値付けを変更するの面倒くさいんだよ。しかも変更しても買わないだろ!(怒)」「200円の値下げを請うなら即決でポチれ!(怒)」と思うだけ。
中には値下げ交渉の丁々発止のやり取りが苦にならない。むしろ楽しんでいる方もいらっしゃるでしょうが、自分は駄目!面倒くさい!
もう値下げ交渉してきた方には「今はセール値段で、もう少し経つと値上げになりますよ」「他フリマでも掲載中なので早いもの勝ちですよ」と返答する事が多い。
とか言っても、フリマ出品で不用品を早く処分したい私としては、結局他の商品の値付けを横目にじりじり値下げしていくんですけどね。
当ブログへのご訪問者様にもフリマサイトでイラッと来ることや不満はありませんか?
閑話休題
はい、それでは、本の紹介に参りましょうか。
本日紹介する作品はミステリー作品!中村啓さんの『無限の正義』です。
いつも通りあらすじ紹介から参りますのでよろしくお願いします。
【あらすじ】
池袋で連続殺人事件が発生!殺害されたのは、いずれも反社ばかりで遺体の額には必ず刃物で「×」が刻まれていた。事件には厳しい箝口令が敷かれていたが情報は流失しマスコミは犯人を街を綺麗にする清掃車にかけて「聖掃者」と名付けヒーロー扱いした。それに対して警視庁は池袋署に特別捜査本部を設置。刑事課強行犯係の警部補・薬師丸僚一を始めとする捜査官達が昼夜を問わず捜査を続けていたが・・・そんな忙しい日々を続けていた薬師丸僚一のスマホに溺愛する愛娘から電話が!「・・・私、人を殺しちゃったかもしれない・・」驚愕の告白に娘の元に駆けつけた遼一が目撃したものとは・・・
【解説】
①本作の著者は中村啓さん
本作の著者は中村啓(なかむらたすく)さん。
1973年東京都生まれの52歳。
東京理科大学理工学部応用生物学科中退。
漫画家を目指し週刊ヤングジャンプ誌他に作品を持ち込み奨励賞7回受賞したが作家に転向。
2007年、第6回『このミステリーがすごい!』大賞に「彷徨える犬たち」で応募し最終選考まで残る。
2008年、『霊眼』で第7回「このミステリーがすごい!大賞」優秀賞及びWEB読者賞(読者投票1位)受賞。
以後主にミステリー系作品を発表する作家さんです。
2022年4月23日~6月25日、『SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦』が、日本テレビ系列「土曜ドラマ」枠において、ディーン・フジオカ主演で『パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜』の題名で映像化放送されました。又、同年6月25日~7月30日まで、Season2がHuluオリジナルドラマとして配信されました。
また、2024年6月16日には最新章SPが放送。同年6月16日~7月16日までSeason3がHuluオリジナルドラマとして配信されました。
代表作
・SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦
・樹海に消えたルポライター~霊眼~
・奄美離島連続殺人事件
・家族戦士
・美術鑑定士安斎洋人
・黒蟻 警視庁捜査第一課蟻塚博史
【感想】
本作は警視庁の優秀な刑事である主人公が、ある日、娘の犯した罪を知ってしまった後を描いたクライムミステリー作です。
ミステリーですので詳しい内容を語りませんが、ある日優秀な刑事の主人公は事件捜査の途中に、溺愛する愛娘からの悲痛な電話を受け娘の元に向かいます。訪れた部屋で觀たものは泣く愛娘と死体が1つ。驚愕と混乱の中娘から事情を聞いた遼一は愛娘と自分の将来を守る為にある決断をするというお話。
始めは「家族を護る為」という家族愛から来る動機から路を外していく主人公だったが、彼の下した決断が悪い方悪い方に転がっていく・・という感じに。
そして彼の下した決断の結果が、徐々に主人公の精神や倫理観を壊していって危険な思考になっていくのが何とも生々しく痛ましい・・
ラスト辺りの主人公の思考はソシオパシーな傾向へと変わっていく様はホラーでもある。
そして彼の決断は主人公の家族模様も変化させていって・・ラストでは・・
そんなラストを見て、何とも魅力的?になっていった主人公の続編が是非読みたい!という気にもさせられたクライムミステリー作品でした。
どこかでこの本を見かけたら是非とも読んでみる事をお薦めします。
はい、それでは本日はここまで!じゃあまたね!
※当ブログ記事には、milk_illustさんのイラスト素材がイラストACを通じて提供されています。






