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沖縄に居る台風26号の進路予測が心配だ!本土南の太平洋側を東進する感じだ。
進路予測の一番南側を進んでくれると良いのだが、一番北寄りを進んでくると暴風雨の影響が大きい可能性がある。先日の台風で被害を被った神奈川県や千葉県が心配だ!
特に千葉県は、線状降水帯の豪雨と先日の台風で2度打ちのめされ、回復の途中だ。
浸水被害に2度あった方もいて、ここに台風が来たら、立ち直ることもできずに、心が折れるかもしれない。とは言っても自然災害に相対し打ち破ることもできない。
私としては、台風がやってきたら、「命優先で」と言うしかない・・
閑話休題
はい、それでは本の紹介へと参ります
本日紹介する作品は、高嶋哲夫さんの『首都圏炎上』です。
いつも通りあらすじ紹介から参りますのでよろしくお願いします。
【あらすじ】
日本列島を猛暑が襲い、連日三十五度を超える日々が続き、雨がひと月以上降っていない中、各地で山火事が頻発していた。その1つである東京都立川市の山火事の様子をヘリコプターから視察していた東京消防庁立川消防署の消防士宇津木準は「今までの山林火災とは違う」と感じていた。
一方、宇津木の妻で環境気象学の専門家でもある明子は、近年の異常気象に寄って大規模化する災害に対応する防災庁の設置を防災関係者に呼びかけていた。
そんな最中、長野、山梨、埼玉、群馬、神奈川で山火事が発生。各地の消防署が対応するが乾いた大地は容易に山火事を鎮火させてくれない。じわりじわりと燃え広がる炎は首都東京に向かい始めていた。果たしてこの複数の山火事を消し止められるのか・・・
【解説】
①本作の著者は高嶋哲夫さん
本作の著者は高嶋哲夫(たかしまてつお)さん。
1949年兵庫県神戸市生まれの77歳。
1990年「帰国」にて第24回北日本文学賞受賞。
1194年「メルトダウン」で第1回小説現代推理新人賞受賞。
1999年「イントゥルーダー」にて第16回サントリーミステリー大賞、読者賞をダブル受賞しメジャー・デビュー。
2010年「風をつかまえて」が第56回青少年読者感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)に選定。
2017年「福島第二原発の奇跡」にてエネルギーフォーラム賞優秀賞受賞。
2020年、新型コロナウイルス感染拡大の際には、2010年発刊された「首都感染」が、新型コロナウイルスの感染拡大を予言していたと話題になった。
主に推理・ミステリー小説やディザスター小説を得意とする作家さんです。
代表作
・メルトダウン
・イントゥルーダー
・風をつかまえて
・ミッドナイトイーグル
・M8
・メルトダウン
・TSUNAMI 津波
・首都感染
など
②ディザスター作品とは?
地震や津波、噴火、隕石衝突といった大災害や大事故などの突然の脅威に直面した人々の人間模様やサバイバルの様子を描く小説や映画のジャンルです。
【感想】
本日ご紹介する高嶋哲夫さんの作品をご紹介するのは4年ぶり。ディザスター小説を書かしたら高嶋さんと言う位の著者が描く今度の危機のテーマは『山火事』!
近年の世界的な異常気象における温暖化の進行によって各地の大地は乾燥化しているそれによって、発生した山火事の大規模化が進み鎮火するのが非常に困難となり、消失面積が拡大。時には都市部にまで被害が進行している。
去年は米国ロサンゼルス州での大規模な山火事、今年は記録的猛暑だった欧州でフランス、スペイン、ベルギーなどで大規模な山火事起こり、インド、ミャンマー、タイ、ラオス、中国、などのアジア地域、ケニア、アルジェリア、モロッコなどのアフリカ地域など全世界的に広がり大規模化している。
日本も例外ではなく、2025年には岩手県大船渡市で、今年も岩手県大槌町、三重県津市などで大規模な山火事が発生している。
そこで高嶋さんが『もし首都圏周辺で複数の大規模山林火災が起きて東京に向かって侵攻していったら?』というテーマで本書を描かれたというわけだ。
高島さん久々のディザスター小説。ディザスター映画が好物である私にとって、「待ってました」という本書だが、期待通りディザスター作品のセオリー通りの作品。
①大災害発生が予感される連続する災害
②このままでは近いうちに大災害が起きると警告する学者。
しかし自治体や政府の諸機関では楽観論も出て対応の腰は重い。
③大規模な災害の発生。現場では対策に大わらわ、自治体、政府機関に学者が広域的連携と住民の早期非難を呼びかけ、しかし議会議員や諸機関の長の反対多数で自治体や政府の長の決断が遅れる
④大規模な災害の影響がもはや人間の意思で止められない程の規模になり最悪な事態に発展。それでも現場の人間は被害拡大を抑える為に尽力する。
⑤災害が大規模&広域化。それを目の当たりにした自治体や政府の長が大胆な決断を実行!現場の者が組織の垣根を超えて一致団結し災害に立ち向かう。そして最悪な事態の回避に成功。
⑥大規模災害が収まった後、とてつもない被害を前に、今後の災害対策の大規模な改革推進と復興を目指し動き出す人々。
というディザスター作品のお手本といった感じで描かれ満足満足。
特に
・大規模災害を予見する学者に対して楽観論で反対する既存の考えを持つ学者
・早期避難や大胆な解決案の進言に対して既得権益や自身の権威の為に進言を無視したり反対意見を開張し結果的に対策を遅らせてしまう議員や政府機関の長達
の存在もディザスター作品としては飯ウマ!
後で彼らの常識が崩れ最悪な事態に進む様は、ざまぁー感ありありでついつい喜んでしまう。
久々にディザスター作品を堪能出来てお腹いっぱい。
ディザスター作品が好みの方は是非ご購読をお薦めする。
という事で本日はこれで終了。じゃあまたね!
※当ブログ記事にはtsukaさん、ニシンさんのイラスト素材がイラストACを通じて提供されています。






