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9月29日金曜ロードショーで放送された「葬送のフリーレン 初回2時間スペシャル~旅立ちの章~」当日は仕事でしたので見れませんでしたが、昨日の30日、録画しておいたのを観ました。
金曜ロードショーでこれから始まる連続アニメ作品の初回を放送するのは「初」だそうですね。
それだけ日本テレビも力を入れている作品だということでしょうが、背景美術、作画やストーリーもイイ感じ。自分は週刊少年サンデーで連載されている原作の漫画を読んだ事ないのですが、その作品の世界観が良く判る期待できる作品だと思えました。
こりゃー録画決定だな。
皆さんはこの作品をどう思いますか?
閑話休題
はい、それではいつもの様に本の紹介へと参ります。
本日紹介する作品は、小説家になろう発のゲームファンタジー小説作品、ロッド著、『サモナーさんが行く I 〈上〉』です。
いつも通りあらすじ紹介から参りますのでよろしくお願いします。
【あらすじ】
「事前調査は必要だよなあ」βテストを終え、本サービスを開始したVRMMOゲーム『アナザーリンク・サーガ・オンライン』。碌にゲームの説明すら読まずにログインした彼「キース」は出会いの酒場にあるパーティメンバー募集掲示板前で一人途方に暮れていた。彼がキャラクターメイクで選択した職業は「召喚士」召喚モンスターを使役する職業にして魔法使いだったが、その職業はβテスト時代から不遇職と呼ばれるいわくつきのもので、第1回目の参入プレイヤーの中でテイマーを選んだのは彼のみ。サモナーの彼をパーティーに入れてくれる者は皆無!ボッチプレイ必死の中で割り切ってソロプレイヤーとして遊び倒すと決めたキースは、後衛職とは思えない破天荒なプレイを開始するのだが・・・
【解説】
①本作はweb小説サイト「小説家になろう」発のゲームファンタジー小説。
本作「サモナーさんが行く」は無料購読ができるWeb小説投稿サイト「小説家になろう」発のVRMMOのゲームファンタジー小説です。現在本作は完結済。以下から無料で購読できます。
https://ncode.syosetu.com/n4908bv/
②VRMMOって何?
VRMMOとは、近未来に実現できるとされている「仮想現実大規模多人数同時参加型オンラインゲーム」の事。
皆さんはVRって聞いた事ありますよね。あのゴーグルを頭に被ってゲーム機やパソコンと繋ぐとゴーグル内のディスプレイに仮想の3D画像が見える奴です。
VRゲームってのはVRゴーグル内に映し出される仮想現実の映像(ファンタジーRPGなどの映像が多い)を見ながら手元のコントローラーを使ってゲームするもので既に実現していますが、VRMMOって奴はその先を行くもの。
VRゴーグル付きヘルメットを被って椅子やベッドに寝転んだり、VRシステムが組み込まれたベッドやカプセルに入って寝転び半睡眠状態で3Dのゲームの仮想現実世界に侵入して自身のアバターを自身の脳波の指令で動かしゲーム世界でプレイするというものです。コレが実現すれば凄いんですが何時実現するのやら・・・
VRMMOをモチーフにした作品
『ソードアート・オンライン』『のんびりVRMMO記』『くまクマ熊ベアー』
『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』など多数。
【感想】
『サモナーさんが行く』はもしかすると以前コチラのブログで紹介したかも知れませんが、そうならまたあらためての紹介です。
本作は、無料購読可のWeb小説サイトの草分けである『小説家になろう』発のゲームファンタジー小説です。連載は2013年春より2018年12月まで1331回更新が行われて終了した大長編作品です。
基本、この物語は、ファンタジーRPG系のVRMMOゲームの新作「アナザーリンク・サーガ・オンライン」の第1期メンバーとしてゲームを遊ぶ事になったプレイヤー「キース」の破天荒なソロゲームプレイの様子をプレイヤー目線で描いた主に一人称語りのゲームファンタジー小説というもの。読者はプレイヤーのキースが何を考えてゲームをプレイしているのかを覗きみれるという趣向です。
また各章終わりにネットの掲示板サイトのゲームスレが掲載されていてゲームプレイに勤しむ他のプレイヤー達の本音が垣間見れるのも一興なポイントです。
また小説版ではWeb小説部分には無かった他のサブキャラ目線でのスピンオフ的な章が追加され他のゲームプレイヤーの考えや思惑を覗きみることも出来る様になっていてなお好ましい状態になっています。
本筋のキース目線でのゲームプレイの様子はまさしく「我が道を行く」で、普通「後衛職」と呼ばれる者は、後方から攻撃し前線で肉弾戦を戦わない職業⇒サモナーは召喚した自身のモンスターを後方から指示して前線で戦わせる役なのだが、主人公キースはそれを良しとせず、召喚したモンスターと共に並び前線で肉弾戦を戦うスタイルを選ぶ。そして基本ソロプレイで常に成長の工夫の余地がないかを模索しトライ・アンド・エラーを繰り返し自分独自のより成長できるプレイスタイルを編み出していく。
その唯一無二のプレイスタイルを編み出していく様は、弱肉強食の厳しい業界に個人事業主が、既存の仕組みや商習慣を新たなアイデアでぶち壊し、野望を持って挑んでいく様を思わせなんとも愉快な気持ちになる。
そしてひとりぼっちのソロプレイヤーとして寂しくプレイするのかと思いきや、大胆で成果を上げ続ける主人公を認める者が出現しなごやかな交流も拡大していく。
もちろんバトルシーンは激しく!燃える展開で!おもしろい。
是非一度この大長編ゲームファンタジー小説を読んでみて欲しいと思います。
ということで本日はここまで!じゃあまたね!
※当ブログ記事にはluckyさんユザメさんのイラスト素材がイラストACを通じて提供されています。