当ブログへご訪問くださりありがとうございます。ブログ主です。
だいぶ気温も高くなって「熱中症に注意」なんて報じられる様になってきましたね。
梅雨も終わっていないので蒸し蒸しして不快指数も上昇!
そうなると、日々生活の中で「失敗」をしてしまう確率が上がります。
自分は先週、通販で立て続けに失敗をしてしまいました。
それは、既にあるモノ、買ってあったモノを注文してしまった事。
一つは映画のDVD、もう一つは書籍。
届いた商品を本棚に並べる過程で気がつきオーマイガー orz
なぜ自分はそれらをもう購入していたことを忘れてしまっていたのでしょう。
あぁ・・コレはメルカリ行きですね。それにしても本当に自分のバカ!
閑話休題
はいそれでは本の紹介へと参りましょう。
本日ご紹介する作品は、ミステリー映画脚本のノベライズ作品、
岡田道尚 原案・脚本 ハセベバクシンオーノベライズ
『#マンホール』です。
いつも通りあらすじ紹介から参りますのでよろしくお願いします。
【あらすじ】
気がついたら男は穴の中だった。
明日、いや0時を過ぎているから今日、勤めている不動産会社の社長令嬢と結婚式をあげる自分が怪我をして何処だか判らない穴の中にいる。
数時間前、同僚達が開いてくれたサプライズパーティーでしこたま飲んで帰宅の途についたはずの自分が何故こんな所に・・・どうする?どう脱出する?自分の手にあるものはスマホぐらい・・・
【解説】
①本作は映画の脚本のノベライズ作品
本作『#マンホール』(ハッシュタグ・マンホール)は監督は熊切和嘉、主演は中島裕翔で今年2月10日公開されたサスペンス映画の脚本をノベライズしたものです。
②本作の原案・脚本を行ったのは岡田道尚さん
本作の原案・脚本を行ったのは岡田道尚さん。1981年神奈川県生まれの42歳。
2010年、映画「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」の脚本を手掛け脚本家デビュー。
2016年、映画「信長協奏曲」脚本
2019年、映画「マスカレード・ホテル」脚本
2021年、映画「マスカレード・ナイト」脚本
2022年、映画「親愛なる僕へ殺意をこめて」脚本など多数の映画やドラマの脚本を手掛ける脚本家さんです。
③本作のノベライズ化を行ったのはハセベバクシンオーさん
本作のノベライズ化を行ったのはハセベバクシンオーさん。1969年東京都生まれの54歳。脚本家・作家。
2003年、「ビックボーナス」で、第2回「このミステリーがすごい」大賞 優秀賞受賞。
2004年、メジャーデビュー。
2009年、TVドラマ「相棒」season7から脚本造りに参加
2009年、映画「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」脚本
2010年、TVドラマ「新・警視庁捜査一課9係」season2より脚本造りに参加
2014年、映画「25 nijyu-go」脚本
2016年、映画「疾風ロンド」脚本共同執筆
2018年、映画「野球部員、演劇の舞台に立つ」脚本共同執筆
他多数の脚本を手掛ける。
【感想】
本作は今年2月10日公開、監督:熊切和嘉 主演中島裕翔 映画「#マンホール」のノベライズ作品です。
作品のジャンルとしてはミステリー?シチュエーションスリラー?ということになるのかな?
明日社長令嬢との結婚式を控える男が、同僚らが開いてくれたサプライズパーティーからの帰り道意識が無くなり、気がついたら怪我をして謎の穴の底に居たというお話に・・男の持ち物はスマホだけ。男は穴から出る為に警察に連絡するが彼が伝えたGPS情報が間違っていたのか捜索してくれた警察官は穴(マンホール)を探しだせず、挙句の果て酔っ払いのイタズラだと捜索中止に!
スマホのアドレスにある人物達に片っ端から電話をかけるが午前0時を過ぎている中応答するものは無い。ようやく通じた元カノを呼び出し脱出方法を探るも上手くいかず。
そこで一計を案じた男は、SNSの「ベッカー」に「マンホール女」というアカウントを開設し現状を訴え助けを求めるという手段で脱出を図るのだが・・・というお話。
閉鎖空間に閉じ込められた男が必死に脱出を試みる「緊張感」と「恐怖」がしっかり伝わってきますし、物語が進むに連れ明らかになっていく男のクズさ加減が見もの。SNSを通じて脱出方法を探るというのも今時の方法でおもしろい。
そしてラストに現れる犯人の動機の開示とその後の納得の終わり方。
192ページと短めの作品なのであっという間に読めますので長編作が苦手の方にもお薦め。
おもしろいので何処かでこの本を見かけたら是非手に取ってみてください。
ということで本日はここまで!じゃあまたね!
※当ブログ記事には、K-factoryさん、TAKAPONさん、ニッキーさんのイラスト素材がイラストACを通じて提供されています。



