皆さんこんにちは、ブログ主です。

 

今、東野圭吾さん原作の映画『沈黙のパレード』が公開中ですね。(公開日9月16日)

 

久々のガリレオシリーズ。

 

実は映画観る前に原作読んでみようと思って本を買ってあるんです。

 

今日読んでみるつもりです。

 

そして後で映画を視聴!

 

原作をどう映像表現してるのか?

 

自分が、東野圭吾の作品を読むキッカケは、やはりドラマの『ガリレオ』シリーズから

 

もう『ガリレオ』シリーズの原作を読んでも福山雅治と柴咲コウ、北村一輝さん映像が頭に浮かぶ様になってしまいましたね。

 

さあ「沈黙のパレード」で彼らはどう活躍するのか?とても読むのが楽しみです。

 

閑話休題

 

はいそれでは、本の紹介へと参りましょう。

 

本日紹介する作品は、東野圭吾さんの『白鳥とコウモリ』です。

 

いつも通りあらすじ紹介から参りますのでよろしくお願いします。

 

 

【あらすじ】

 

港区竹芝桟橋付近の路上駐車された車からナイフで刺された遺体が発見された。

被害者は前科者の更生にも尽力していた善良な弁護士。

捜査の結果、逮捕されたのは愛知県在住の老人・倉木達郎。

逮捕後倉木は「自身が過去に犯した時効の罪を公表する様強く進言されたのが怖くなって衝動的に被害者を殺した」とあっさり自白。

事件は量刑を巡っての検察側と弁護士側が相争う法廷闘争へと移行。

しかし被害者の娘白石美玲と加害者の息子倉木和真は共に容疑者の倉木の供述に違和感を覚えて検察、弁護士に「容疑者の証言をもっと確認をと」訴えかけるも相手にされず、自分たちで事件を調べ直すことにしたのだが・・・

 

 

【解説】

 

①この作品の著者は東野圭吾さん!

 

この作品の著者は東野圭吾さん。1958年大阪市生まれの64歳。

高校生の時、推理小説にハマリ自身で作品を書く様になったのが作家へのキッカケ。

大学卒業後の1981年日本電装株式会社入社。仕事の傍ら推理小説を執筆。

1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。メジャーデビュー。

1986年会社を退職し専業作家に移行。

 

1998年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞。

2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞受賞

2008年『流星の絆』で第43回新風賞受賞

2012年『ナミキ雑貨店の奇跡』で第7回中央公論文芸賞受賞

2013年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞受賞

2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞

 

するなど数多くの良質なミステリー作品を発表するミステリー界一の大人気売れっ子作家さんです。

 

 

【感想】

 

映画『沈黙のパレード』の公開!という宣伝があちこちで聞かれたので、「久しぶりに東野圭吾読んでみるか」と手にしたのが本作『白鳥とコウモリ』。素直に『沈黙のパレード』を手に取らず、別作品を手にするところが天の邪鬼な自分。

 

ミステリーなんで詳しくは内容は言えないが、善良な弁護士の遺体が発見され警察の捜査が始まり、弁護士と接触した人物を探っていると愛知県在住の倉木なる老人が容疑者として浮かび上がってきた。容疑者を取り調べてみると、容疑者はあっさり犯行を自白。『34年前愛知県で起きた時効の強盗殺人事件の犯人である事実を公表する様迫られて衝動的に殺してしまった』との事。

事件は法廷での場に移り、検察側と弁護側は量刑を巡っての相争う。

しかし被害者の娘白石美玲と加害者の息子倉木和真は共に容疑者の供述に違和感を持ち、弁護士、検察官に訴えかけるも取り合ってもらえず共闘して事件を調べようと行動を開始する。って感じの話。

 

彼らの行動がきっかけであらわになる真相には「おぉー東野圭吾らしい」と思わず唸る。そしてラストにちょっとピリッと来るサプライズな衝撃もあって満足満足!

 

物語は、興味本位の読者や視聴者の好奇心を元に事件の被害者家族、加害者家族を追いかけ回し勝手に論評するマスコミからの横暴。と事件から取り残され弾かれた被害者家族と加害者家族の疎外感と事件の「真実を知りたい」という彼らの真相への希求がクローズアップされた作品です。

 

タイトルの『白鳥とコウモリ』の白鳥は被害者家族の白石美玲、コウモリは加害者家族倉木和真を表しているものだと思うのですが、物語のラストでそれが・・・

 

いやー安定しておもしろい東野圭吾作品。『沈黙のパレード』にも期待。お薦めです。

 

ということで本日はここまで!じゃあまたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

※当ブログ記事にはbebeさん、ハチローさんのイラスト素材がイラストACを通じて提供されています。