当ブログをご覧になっている皆さんこんにちは。

 

新型コロナウィルス感染症の新規感染者数が激増しているようでちょっと心配になってきましたね。第七波と言われていますけど幸い重症者数は少なめで自分の住んでいる地域のコロナ病床使用率も低い感じなのでまだ大丈夫かと思いますが、また外出自粛とかの方向に行くのは辛いですね。経済も回さなければいけませんから早々には厳しい措置が行われないのではと思うのですが・・・まあ自分達のやる事は変わらないので粛々と感染予防に務めるとしましょうか。

 

話変わって

 

15日、岸田首相が先日亡くなられた安倍晋三元総理の国葬を秋に行うとの意向を示したとの事。早速野党各党の中には反対を表明する党も出てネットでも賛否両論の模様ですが自分は賛成派というか肯定派。別に安倍元総理を積極的に擁護したり支持していたわけではないのです。安倍元総理にはモリカケ問題などの疑惑もありましたしすっきりしない点もあったのは事実です。ですが海外では日本の政治家としてかなり評価されていた面もあるのが事実。海外からは葬儀に関しての弔問の問い合わせが多数舞い込んでいるとのお話なので、外務省や警察庁・警視庁としては海外からの弔問を個別に対応するより一回で済まし更に日本の外交的プレゼンスを高める点でも大々的やった方が得との判断だと思います。

しかも各国首脳が一同に集まるという機会は岸田政権に取って会合を行える貴重な機会です。事実上のサミットを開くことと同じ。

正直国葬を利用した外交を展開できるのです。ならばやらない理由も無し。

「国費でお葬式がー」という方がいますが個人のお葬式は済ませてあり、コレは日本国の元総理大臣という立場でのセレモニー。目くじらを立てる必要はないのではないでしょうか?

野党各党も政権与党を目指す気が少しでもあれば、この国葬を反対すべきではないと思います。自分達が政権与党だったらという国家的視点が無い為の「反対」の連呼。コレでは到底政権を任せてはおけません。「疑惑」が在ったという疑いだけで各国首脳が弔問したいという方のセレモニーを辞めろというのは外交センスの無さを露呈していると思うのですが・・・

 

閑話休題

 

さあ、それでは本の紹介へと参りましょうかね。

本日はライトノベルから、はぐれメタボさん 著 ブチ切れ令嬢は報復を誓いました。〜魔導書の力で祖国を叩き潰します〜 をご紹介しようと思います。

それでは、いつも通りあらすじ紹介から参りますのでよろしくお願いします。

 

【 あらすじ 】

大陸有数の大国・ハルドリア王国の公爵家レイストン家の令嬢のエリザベスは王国きっての才女にして王太子の婚約者。

 

幼い頃から将来「ハルドリア王」となる王太子のパートナーとなるべく王家と公爵家の間で婚約が結ばれ、彼女自身も幼い頃から研鑽を積み、その美貌と賢さ、立ち振舞い、商才を磨き「将来の国母」となるべく才を磨いてきた。

 その結果まだ少女の身でありながら、王国きっての商会の会長として君臨しつつも、王城にて国王の執務の代行、頼りない王太子のやらかしの後始末などに辣腕を奮っていた。

 

そんなある日、国王が数ヶ月前に発生したダンジョンスタンピードによる魔物災害に関する会合で国を空けている時に迎えた建国記念の日のパーティーの会場にて、エリザベートは婚約者である王太子より言われもない罪をでっち上げられ、満天下の元で婚約を破棄され監獄に幽閉されてしまった。

 

エリザベートは王太子が新たに造った愛人を正妃にするために図った愚かな陰謀だと直ぐ気が付くも、王家は自らの恥を認めたくないが為か一向にエリザベートと開放しようとしない。

 

 屈辱に身を焦がすエリザベートは王国に身を捧げようとした己を雑に扱う王国と王族に愛想をつかし王国からの脱出と王国への復讐を誓う。

 

実は様々な魔法を扱える魔導書を駆使できる秘密のスキルを有していたエリザベートは隣国の外交大使であったルーカス・レブリック子爵の手を借り王国を脱出!隣国で商会を設立すると王国への復讐計画を練るのであったが・・・

 

 

【 解説 】

 

①本作は無料購読可のWeb小説サイト「小説家になろう」発のライトノベル作品です。

 

本作は、無料購読が可能のWeb小説サイト「小説家になろう」発のレディース向きライトノベル作品です。本作はHJノベルズ(ホビージャパン出版)にて刊行。

2021年前期HJ小説大賞受賞作品です。

 

また本作はコミカライズも行われていて、Webコミックサイト「ファイヤー・クロス」「ピッコマ」などにて無料&有料にて閲覧ができます。

 

※本作の「小説家になろう」Webサイトページはコチラ ↘

 

 

※本作の「ファイヤー・クロス」Webサイトページはコチラ ↘

 

 

※本作の「ピッコマ」Webサイトページはコチラ ↘

 

 

 

②本作はいわゆる「ざまぁー系」のレディース向けライトノベル作品。

 

本作ほ、「婚約者を寝取られたあげく冤罪をでっち上げられ婚約を破棄、国を追放された悲運の令嬢が元婚約者とその愛人に復讐(あるいは本人が幸せになる所を見せつける)」いわゆる「ざまぁ系」といわれる復讐話のレディース系ライトノベルで作品です。

 

 

【 感想 】

 

本作はライトノベル作品で流行しているというか氾濫している復讐系ストーリーいわゆる「ざまぁ系」作品の一作です。

 

実は現在、男性向け&女性向けのどちらのライトノベルズ作品にも、この手の「ざまぁ系」作品が氾濫している状態です。

 

そしてこの手の「ざまぁ系」のレディース向き作品の導入部はほぼ同じ。

 

異世界の大国に住むヒロインは貴族の令嬢か聖女で、王子か王太子の婚約者。婚約者を信じて日々研鑽を積んでいるも、ある日婚約者に言われもない罪を言い立てられ一方的に婚約を破棄される。実は婚約者はヒロインに内緒で愛人を作っていてその愛人と一緒になるためにヒロインに冤罪を仕掛け婚約を破棄した。ココまでが大体この手の物語の導入部。

 

ここから話のパターンが2つに別れ、一つは「ヒロインがあっけらかんと婚約破棄を受け入れ立場も捨て国外へ退去。他国で自身の生き方を見つめ自由に生き幸福を掴む。そしてヒロインを追い出した元婚約者と愛人は対称的に不幸に見舞われ惨めな結果になる。」というもの。

 2つ目は「ヒロインが婚約破棄によって満天下で恥をかかされて国外へ退去。復讐を誓ったヒロインが元婚約者とその愛人に報復を仕掛け完遂する」というもの。

 

で、本作は後者の「復讐を行う」という方向のお話。

 

ただ本作は数ある「ざまぁ系」作品の中でもストーリーの密度が濃く、ディテールが詳細に描かれている点では異色の作品。

 

他国に拠点を設け深謀遠慮の元建てた計画に沿ってじわじわと王国と元婚約者の王太子に復讐を行おうとするヒロインは、知性が高く意志が強いだけに恐ろしくもおもしろい展開の作品となっています。

 

実際1巻で話が完結してしまうレディース向け「ざまぁ系」作品が多い中、じっくりとディテールを細かく語られる本作はかなりの長編作品になりそうな予感がして楽しみでなりません。

 

さすが本作は、2021年前期のHJ小説大賞受賞作品なだけはあります。

 

なので本作はレディース向け作品と言いながらも、男性が読んでもおもしろい!

もうしっかり腰を据えて読めますのでお奨めです。

 

ということで本作を何処かで見かけた方は、ライトノベルだからと選り好みせず是非手に取ってみてください。

 

ということで本日はここまで!じゃあまたね!

 

 

 

 

※当ブログ記事には白熊猫やさん、みょうち麒麟さんのイラスト素材がイラストACを通じて提供されています。