昨日、家族に頼まれてお買い物に車出したんですけど近所のショッピングモール界隈の道路がすごく渋滞していて大変でした。

 

まあ途中で渋滞回避の為に裏道に入って目的のお店に向かったんですけれども、いやコレはもう世に言うブラックフライデーって奴のせいでしょうか?

 

しかしブラックフライデーって米国やカナダなどで感謝祭(収穫祭)の翌日にクリスマス商戦開始って事で大幅割引セールを始めたことから始まったセールでしょ。

それを相変わらず節操がない日本が「細けぇことはいいんだよ!」てな感じで割引セールをパクったってことでしょう。

クリスマスに始まってバレンタインデーに、ホワイトデー、ハロウィン、そしてブラックフライデーか!キリスト教徒でもないのに何でもパクるねぇ。まあ、その行事の本筋の意義は放っておいて、お祭り騒ぎの部分だけをパクるのは我が国らしいけど・・・今度は何の行事をパクるんでしょうか?

もうおじさんついていけないよ・・・

 

閑話休題

 

はい、それではいつも通り本の紹介へと行くとします。

 

本日は、Web小説サイト「小説家になろう」発!のライトノベル。cadet 著、

『龍鎖のオリ-心の中の“こころ"-』 を紹介しようと思います。

 

いつも通りあらすじ紹介から行きますのでよろしくお願いします。

 

【 あらすじ 】

 

そこは精霊が存在し、街から離れれば魔物が跋扈し命の危険もある世界・・・

大陸中に名を轟かし、将来騎士や冒険者として身を立てようとする若者が大陸中から集う場所『ソルミナティー学園』は一定の成績を満たさなければ容赦なく落とされる完全実力主義の学校。そのソルミナティー学園の2年の最下位クラス「10級」のノゾム・バウンティスは学校中の嫌われ者。

学校に入学したその年に発現したアビリティー「能力抑圧」のせいで力、魔力、気量と3つもの能力を抑圧されており魔法や気術による強化は可能であるが、その効果は普通の人間にもたらす効果より明らかに劣るという戦士として枷が嵌められた状態で生きることを強いられ常に落第の危機に陥っている学年最下位成績者なのだ。

 

更に彼はその年の夏、付き合っていた幼馴染で同学年でもトップクラスの実力を持つリサ・ハウンズの目を盗んで浮気をしたということで衆人の中彼女に盛大にフラれたことで「不誠実な最低男」というレッテルが貼られ学校中から蔑みと嘲笑の的になっていたのだ。

 

しかしそんなノゾムの有り様に違和感を抱く者が極少数現れる。

彼は全校中より不誠実な劣等生と蔑みと嘲笑の的となりながらも能力的に劣るハンデをカバーすべく知恵を絞りできる限りの死力を尽くして喰らいついて課題を達成しようともがくのだ。

「彼は本当に不誠実で最低の男なのか?」違和感を抱いた者は彼との間合いを一歩詰めていくのだが・・・

 

 

【 解説 】

 

①本作はWeb小説サイト「小説家になろう」発のライトノベル作品!

 

本作は無料購読可能なWeb小説サイト「小説家になろう」発の、著者cadetさんによるライトノベル作品。異世界を舞台とした王道青春ファンタジー作品です。

 

Web小説サイト「小説家になろう」は、自作の小説を始めとする著作物を無料で投稿・公開でき、また万人に対し公開されている著作物を無料で購読できるサービスです。

 

「小説家になろう」サイトはコチラ ⤵

 

 

「小説家になろう」内、「龍鎖のオリ-心の中の“こころ"-」のページはココです。 ⤵

 

 

②「龍鎖のオリ-心の中の“こころ"-」は、単行本化、コミカライズされています。

 

龍鎖のオリ-心の中の“こころ"-​​​​​​​」は、出版社一迅社(一迅社ノベルス)より単行本1、2巻が刊行中。更にコミカライズされ同社よりコミック1巻が刊行中です。

 

 

【 感想 】

 


本作品は当ブログにて良く紹介させていただいている「なろう系」のライトノベル作品の異世界転生モノ作品とはちょっと違って異世界を舞台とした王道?ファンタジー作品です。

 

作品からは、まるで週刊少年ジャンプのコンセプトである「友情・努力・勝利」といった雰囲気をプンプン匂わせてくれていますし、主人公の少年が全校生徒達から蔑まれることになった、何故幼馴染の彼女に「浮気を疑われて振られたのか?」という伏線張りの謎と、彼だけに授けられた「能力抑圧」のアビリティーという負の鎖から自身の強化能力が使えないというハンディキャップの設定がこれから彼がどうなるのか?とワクワクドキドキさせてくれます。

 

そしてその二つの要素によって学園中から蔑み嫌われる状況下の中、心を病み折られそうになりながら耐え続け努力し続ける逆境の主人公の姿はかなり切ない想いを抱きます。

 

そして物語には、ライバル達との学園内の対決シーンがあり。同級生らに襲い掛かる最悪な危難あり。とこれまた王道的要素ありです。

 そして人の危難・命の危機を黙って見過ごすことができないお人好しの主人公。その結果として自身よりはるかに強い強敵と対決せざるを得なくなるトラブルメーカーとしての主人公キャラも王道。そして始まる迫力と緊張感あふれる戦闘シーンの描写には手に汗握らされます。

 

そして最弱のはずなのに時折り超人的活躍をする真面目で努力家な主人公の姿に悪い評判との違和感を感じ彼との間合いを詰めていくライバルを始めとする一部の学園の生徒達。久しく縁遠かった友情の気配に嬉しさを感じるとともにそれを失うことを恐れる主人公の苦悩。悩める主人公がもがくもがく!

 「こういう王道の青春のファンタジーを読みたかった」という方は、Web小説サイトの「小説家になろう」で無料購読できますので是非一読をおすすめします。

 

 

※当ブログ記事にはニッキーさん、k-factoryさんのイラスト素材がイラストACを通じて提供されています。