前の日曜日、新型コロナウィルス感染症の2回目のワクチン接種を終えました。
2回目は注射した部位に腫れや痛みが出たり、筋肉痛、関節痛、頭痛、倦怠感、寒気、発熱が出たりすることが多いと聞かされていたのでどうなるのか?と恐れていたのですが、幸い何も怒らずホッとしました。
これで我が家は全員ワクチン接種を二回共終え一安心。
いやいや、このワクチン接種は主に重症化を抑制する方向で造られたもの、ワクチン接種を終えれば感染しないわけじゃない。気をつけなければ。
我が家には80過ぎの老人がいるから自分から感染させたくはない。
昨日近所のツタヤに寄ったら「営業時間を20時までとさせていただきます」とのお知らせが聞こえてきました。
飲食店以外でも時短!仕事帰りに本を物色するのも駄目になりそう・・・地味にダメージが。Amazonとかだと本の中身軽く読んで購入できないんだよね。orz
早くコロナの猛威が収まってほしい。読書好きの中年おやじでした・・・
閑話休題
それではいつも通り作品の紹介へといかせていただきます。
本日紹介する作品は、Web小説の分野から、月汰元 さんの異世界転移モノ作品 『案内人は異世界の樹海を彷徨う』 を紹介したいと思います。
それではいつも通りあらすじ紹介から行くとしましょう。
【 あらすじ 】
年齢をごまかしてショッピングモールのハンバーガーショップでアルバイトをしていた孤児院育ちの中学三年生鬼島実言(キジマ・ミコト)は、唐突に起こった異世界転移に巻き込まれた。
目が覚めた実言の目に写ったのが一緒に転移したと思われる人の死体・・・そしてこの手の話ではテンプレの神からのチートスキル譲渡どころか(※そもそも神に会っていない・・)異国の言葉も喋れない。そして目の前ではゴリラの化け物と飛竜が闘いあっている。「げっ!そうそう詰んだ?」と脳内に危険信号が灯る。
そんなミコトだったがなんとか魔物同士の戦いから逃れやっと近場の村にたどり着いたと思ったら不審者扱いで牢屋に入れられたり、手に入れた貴重な魔物の皮は「この国の言語を身に着けさせてやる」と言われ取り上げられたりと散々な扱いに。
それでも魔法のスクロールで現地語を覚えることに成功したミコトは、食っていく為にハンター(冒険者)になることを決意!ハンターギルドのある街でハンターの登録に成功したミコトは、この生きるのも大変な異世界で生き抜いていくことを決意するのだが・・・果たして彼は生き延びることができるのか?
【 解説 】
①この作品はWeb小説サイト『カクヨム』で連載中の異世界転移モノのライトノベル作品。
本作、月汰元 著『案内人は異世界の樹海を彷徨う』は無料購読できるWeb小説サイト『カクヨム』にて連載中の異世界転移モノのライトノベル作品です。
なので当ブログで興味が湧いた方は以下のアドレスにて当小説をお楽しみください。
無料購読可のWeb小説サイト『カクヨム』はコチラ↓
②この作品は良くある『転移時、神よりチートな能力をプレゼントされ・・』的なソフト設定とは違い『何も与えられず』パターンのハードモード始まり。
本作第一章は、チートな能力がない主人公の少年・ミコトは、自前の観察力と洞察力でこの世界で生き抜く為にどうすればいいのか自力で考え抜き工夫し戦い抜きます。
最底辺の見習いハンターからどうやって昇格を果たすのか?魔法を得る為に金を稼ぐのにはどうするのか?金が溜まったらどの魔法を習得するのか?それぞれの魔物とどう戦うのか?面倒くさいイジワルハンターとはどう付き合いどう距離を取るのか?など、自身の課題を時には危険を起こしながらも一つずつ解決していきます。
③第一章を終えてからが本当の始まり?
この作品は一章最後に日本へ帰還してからが本当の始まりと言えます。2章からは日本と異世界を行ったり来たりする異世界体験のコーディネーターとしての活躍が始まります。ハンターと異世界の案内人(コーディネーター)の二足の草鞋を履いてある目的の為に奔走する主人公・ミコトと彼に案内され異世界生活を送る面倒な客達の異世界生活としょっちゅう舞い込む厄介な事件の数々を鍛えた戦闘術と人脈でどう乗り切るか?が楽しい作品です。
【 感想 】
解説でも書かせていただきましたが、この作品はライトノベルで良くある「異世界転移」モノの作品です。
ライトノベル作品で「異世界転移」モノは数あれど、この作品は序盤はかなりハードモード。身一つでの転移。テンプレの神様に会ってチートなスキルや魔道具を貰えるわけでもなし、異世界の言葉さえも分からず、異世界に放りだされる。そんな孤独と不安の中でとにかく生き残るためにもがく主人公・実言(ミコト)。
行きていくためには何をどうすればいいのか?必死に答えを求めトライ・アンド・エラーで創意工夫をし、ハンターとして成長していく少年の姿に、思わずページをめくる手が止まらない。(Web小説なのにこの表現で良いのか?)
そして一章を瞬く間に読み終えると・・・少年は現代日本に帰還していた・・・
そして始まった第二章からは、少年は異世界の案内人として異世界へ渡りたい依頼者をコーディネートしお世話する為に日本と異世界の間を行ったり来たりする生活が始まる。そう二章からがこの物語の本当の始まり。
日本では異世界の案内人として、異世界では凄腕のハンターとして二足の草鞋を履いて日々依頼者の難題に翻弄される主人公の少年。
その難題を経験の積み重ねの末に得たスキルと人脈、仲間の協力で解決していく過程が詳細に描かれていておもしろい。
基本真面目で努力家の主人公だが時々ちょっとした油断からトラブルを呼び込んでしまう。
彼は脇が甘いトラブルメーカー体質の気があり常に厄介事が勃発し巻き込まれていくので飽きる暇無く読み進めていける作品です。
「神様から貰ったチートスキルで異世界でお気軽に無敵に大活躍」的な異世界モノに飽きた方におすすめな物語、興味が湧きましたら、是非Web小説サイト『カクヨム』へご訪問ください。
ということで本日はここまで。じゃあまたね!
※当ブログ記事には、みょうち麒麟さん、よねぼーさんのイラスト素材がイラストACを通じて提供されています。