予てから欲しいと思っていたドイツの傑作ボードゲーム カタン を購入したので早速遊んでみました。

コレが「カタン」です。↓3~4人で遊びます。

カタンは多くの賞を取っている傑作ボードゲームでおもしろいと評判のゲームです。

3人でプレイしている様子↓

カタンは中世の時代、海の向こうに未知の無人島が発見され、多くの入植者が一攫千金を狙って先を争って入植し島を開発していくというストーリーで、集めた資源を使って作った都市や開拓地をポイント換算し10ポイントに真っ先に到達したものが勝ちというゲームです。

 

で、早速友人を集めて遊んでみたら、評判通りに おもしろい!

 

ということで、今回は、このゲームの長所なんぞをプレイの様子を紹介しながら解説します。

 

まずゲームスタートの前に下準備。ココが凄いのだがこのゲームプレイする島の様子が毎回変わるんです。どういうことかと言うと。まず海岸パネルを六角形に組みます。

次に順番決め。プレイヤーは順番にサイコロ2個振って合計数字が一番大きい者から時計回りにプレイ。裏返してまとめてある土地パネルを表替えしつつ海岸パネル内にセットしていきプレイボードを造ります。

「土地パネル」は、資源の取れない砂漠、と資源が取れる森林、丘陵、

畑、牧草地、山地がある。

更に同じように数字が書かれた○コマを地形パネル上にランダムにセットします。

○コマに書かれた数字は、サイコロを振って合計した数を表しています。

 

これでプレイする度にプレイするボードの様相が変わり飽きが来ない仕組みになっているんです。

プレイする島が完成↓

更に、プレイヤーは各人コマの色を決め。ファーストプレイヤーから順番に土地パネルの境目にある辺に「街道コマ」を、交差地点に「開拓地コマ」を一つずつセット。更に順番を折り返して「街道コマ」と「開拓地コマ」をもう1セット設置。

その後空いた場所にファーストプレイヤーが「盗賊コマ」を適当な場所に設置。

 

※上記写真の砂漠パネルに設置されている紺色のコマが「盗賊コマ」

手番のプレイヤーがサイコロを2個振る時、合計数が「7」が出るとこのコマ

を一パネル別の場所に移動させなくてはならず。

移動したパネルを開拓しているプレイヤーの中で資源カードを8枚以上持って

いるプレイヤーは半分の資源カードを廃棄しなくてはいけない。

手番プレイヤーは更に一人を指名して資源カードを一枚奪える。

以後、「盗賊コマ」が存在している「土地パネル」よりは資源カードを

受け取れなくなる。

 

「資源コスト表」を各プレイヤーに配り

「資源カード」「発展カード」をトレイに設置

資源カードは、レンガ、木材、小麦、羊毛、鉱石、

それぞれの「土地パネル」に設置できた「開拓地」「都市」に応じて1つないし2つ

「資源カード」が受け取れる

グレー色に裏返っているカードは発展カード。

「騎士カード」「進歩カード」「ポイントカード」の三種類あります。

 

「騎士カード」は使用すると一コマ盗賊を移動させる事ができます。

更に盗賊を移動させた土地に面して開拓しているプレイヤー一人を指名して

「資源カード」を一枚奪えます。

「進歩カード」は使用するとその内容通りの効果を行使できます。

「ポイントカード」はその数字がポイントに。

所持したプレイヤーのポイントになる。

 

ボーナスカード」2枚も傍らに置いておきゲームの準備はOK!

 

※ボーナスカードは条件を満たしたプレイヤーに与えられポイントとなる。それを上回る条件の

プレイヤーが出現したら譲り渡さなければいけない。

 

 

さあゲームのスタートです。

 

まずファーストプレイヤーのターン!

 

①、まずサイコロを2個振って出た合計数と同じ数字の「土地パネル」を見ます。その「土地パネル」の角に「開拓地コマ」「都市コマ」を置いている全部のプレイヤーはその「土地パネル」に対応した資源を「開拓地コマ」=1枚、「都市コマ」=2枚換算で受け取れます

 

ココがキモ!自分が振ったサイコロでも、自分が「資源カード」を受け取れず、他のプレイヤーが「資源カード」を受け取れる状況が起きてしまうこと。

 

「資源カード」の受け渡しの処理が終わったら↓

 

②、以下のアクションを何回でも行える。

 

a.資源カードを交換する。

 

a-1.他のプレイヤーに「資源カード」の交換を持ちかけ交渉し、足りない「資源カード」を交換しあう。

a-2.同一の「資源カード」4枚トレイへ返却で欲しいカード1枚をトレイから取れる。

a-3.「海岸パネル」の港イラストに隣接して「開拓地コマ」「都市コマ」を持っていたら、数字の左隣の枚数の同一「資源カード」の枚数をトレイに返却して、欲しい「資源カード」を一枚手に入れる。※3対1や「資源カード」の指定はあるが2対1の低コストで欲しい資源カードが手に入れられる。

 

b.街道、開拓地を建設する。

コスト表を見て必要な「資源コマ」を集めてトレイに返却することで「街道コマ」「開拓地コマ」を設置します。

c.開拓地を都市にグレードアップする。

「開拓地コマ」は更に必要な「資源コマ」を返却することで「都市コマ」にグレードアップできます。「都市コマ」にグレードアップすれば受け取れる「資源カード」が2枚になるほか、ポイントも2となります。

 

※「開拓地コマ」「都市コマ」は自分の街道コマと接触していなければ設置できません。更に「街道コマ」2つ以上離して設置しなければいけません。隣接しての設置は駄目です。

 

d.発展カードを購入する。

「建設コスト表」に基づいた「資源カード」と引き換えに裏返されてトレーに入っている「発展カード」を購入することができます。「発展カード」は裏返した状態で他のプレイヤーに見えないようにしておく。「発展カード」は次の自分のターンで使用できます。※ポイントカードは購入直後から使用可能

e.発展カードを使う。

自分のターンであれば、ダイスを振る前を含めていつでも使えます。使う時はカードを裏返し表側にします。

※ただし1ターンで1枚しか使えません。「発展カード」購入直後は使えません。※ポイントカードはいつでも使えます

やることがなくなったら次のプレイヤーに番手を譲ります。

 

勝利条件は、ポイントが10点になった人!

自分の開拓地、都市、ボーナスカード、ポイントカードが10点になったプレイヤーは、自分のターンになった時、勝利宣言ができます。

※自分のターンが来る前に先に勝利宣言されたら前者のプレイヤーが勝利です。

 

下の状況だと、青コマの方が、自分の開拓地コマや都市コマだけで10ポイントとなり勝利しています。

【遊んでみての感想】

いやー評判通りの楽しい!ゲームです。

1プレイに30分~1時間位でしょうか!一見ルールが難しく思えるかもしれませんが、一度プレイしてみればすぐに慣れると思います。

 

・良い点&このゲームを面白くしているものは!

 

1.スタート前の準備で、毎回地形パネルと数字チップ(※サイコロの出た目の合計数で地形パネルを特定する目安 の場所が変化して、飽きが来るのを防いでくれる。

 

2.資源カードのプレイヤー同士の交換において会話が発生すること。

 

お互いの思惑を読みながらの交渉はとても楽しいです。

 

3.ゲームバランスが比較的に良好なことです。運任せでもダメですしと戦術だけでもダメ。

 

イイ感じのバランス具合です。

 

4.ネットで「カタン 遊び方」で検索してみたら判る通り、プレイした方のブログやyoutube動画が複数ありますのでルール上の判らない点が確かめられること。※ただしメーカー公式のルール説明&遊び方動画の作りが残念で判り辛いので遊んだ方が作った動画を参考にした方が良いかもしれません

 

・では、欠点は?

 

1.ゲーム前の地形パネルと数字チップの配置で、有利な場所が概ね判ること。ここに初期配置の街道コマと開拓地コマを配置できたプレイヤーはとても有利になります。

※サイコロを2個振って出る目は5~10が出やすいのでそこが狙い目!

 

2.それなりの場所が必要です。小さめのローテーブルでは盤は置けてもカードとかは置けないかな。

食卓、座卓、75cm角以上の大きさのコタツでプレイする必要があります。

 

 

 

でっ、もう一度言うと、プレイした結果。評判通りのおもしろいゲームでした!

 

テレビゲームやスマホゲームも良いですが時には家族で、仲間で集まってアナログなボードゲームを楽しむのも良いと思います。

 

小学生高学年位のお子さんからお年を召した方まで老若男女混合でも楽しめます。

 

皆さんも是非購入してプレイすることをおすすめします。

 

※5~6人用拡張セットも売っているので合わせて購入すると5~6人まで遊べます。

※マップの変化を楽しめるいくつかのストーリー別拡張セットも出ているので長く遊べます。

 

ということで、本日は本の紹介をお休みしました。それではまたね。