この前の日曜日、買い物に出かけたら、
カードゲームの傑作大定番、UNO のマテル社が出したカードゲーム DOS を見つけたので、
買ってきました。![]()
マテル社としては「UNOの様に売れてくれ!」との思いでしょうが世間の評価は低く
おもしろくないつまらないとの評価が多いようです。![]()
![]()
では実際はどうか、近い内にレポートしますね。![]()
閑話休題
それではいつも通り本の紹介へ。
本日紹介するのは、佐々木譲さんの警察小説、「北海道警シリーズ」 人質 です。
では、あらすじへ
道警生活安全課の巡査長・小島百合は友人・村瀬香里に誘われ
札幌郊外藻岩山のワインバー「ラ・ローズ・ソバージュ」で開かれる
ピアノのミニコンサートに行くことになった。
一足先に到着した百合。
すると突然発生する人質立て籠もり事件!
犯人は、富山で起きた強姦殺人事件で冤罪逮捕で刑務所に収監されていた男とその支援者。
彼らの要求は、このミニコンサートでピアノを引く予定の来見田牧子の父親で、
自分が逮捕された時の県警本部長だった山科邦彦に公の場で謝罪を表明してもらうこと。
事件の発生に出動しワインバーを取り囲む北海道警察の面々。
その中には百合の身を案じて駆けつけた佐伯らの姿もあった。
警察官僚としての有り様から謝罪を拒む山科と警察上層部。
時間だけが過ぎていき強行突入を考え始める道警
しかし佐伯はこの事件が単なる謝罪目的の立て籠もり事件では無いのではとの考えが浮かぶ
果たして事件の結末は・・・
道警の裏金問題の内部告発者を手伝ったと冷遇されている佐伯達だが、彼らは腐ることなく一警官として誠実に仕事を続けています。![]()
冤罪事件に端を発した人質立てこもり事件発生!![]()
人質の中には警官とバレていない小島百合が!![]()
犯人の要求は、冤罪事件を引き起こした当時の県警幹部の謝罪!![]()
警察上層部は犯人に謝罪したくない。
→強行突入案を指示!![]()
犯行現場の内側の百合と外側の佐伯達が連絡を取り合い事件解決に邁進!![]()
事件の裏で蠢く陰謀!![]()
それに気がついた佐伯達は・・・![]()
人質立てこもり事件の行方は!![]()
スマホが世に出始めて携帯電話から移行し始めた時期の事件です。時代感じる。![]()
緊張感ある現場の警察官のやり取りが見どころ。![]()
丁寧な描写で描かれた事件模様はたった一日の出来事。![]()
冷遇されていても一警察官として誠実に生きる佐伯達がカッコいい!![]()
基本、このシリーズは、「階級が上の警察幹部・キャリアは汚い事をやったり、責任を取ろうとしなかったり、出世争いに勤しんでいて、現場警察官の主人公達は出世争いには目もくれずに警官としての誇りを大事に日々汗を欠いて働いている」という姿勢で警察を描いている。
この対比は警察小説として定番の描かれ方だが、著者の取材力が高いのか、警察内部の動きとかがリアルで緊張感ある描写が描かれている。![]()
読み応えがある警察小説です!![]()
ということで本日はここまで
じゃあまたね![]()
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