お盆休み後半、曇り空で気温下がって暑さが和らいだ。
まあ、休み中はクーラー効いている部屋で読書してたから良かったけど・・・
それでもお盆の法事で外出するのには助かりますね。
閑話休題
この盆休み期間中は「ある時代小説シリーズを集中して読もう」と思ってずっと読んでいたのだが、偶に浮気したくなる。
そこで、夜は、ネットの無料小説サイトの「小説を読もう」でブックマークしてある作品を読んでいた。
ブックマークしてある作品は、100作品を超えているのだが、まだ読み始めて間もない、ある作品にハマってそれだけに集中して読んでいた。
その作品とは、えぞぎんぎつね 著 最強の魔道士。ひざに矢をうけてしまったので田舎の衛兵になる なんです。
その作品のどこが自分の琴線に触れたのか?夢中になって読まさせたか?と言うと
動物系キャラクターの描写の癒やし!なんです。
物語は、ネット小説の定番ジャンルの異世界ファンタジーもの。しかもよくある、主人公ハーレム&チート系!
それだけを聞いて嫌悪感を抱いた方も多いと思いますが、まあそこは勘弁してください。
確かに物語を読んでいると、何か問題が起こっても、主人公&主要キャラのちからが凄すぎて、大した事なく問題解決!危機らしい危機もないという、大して興奮度が上がらない異世界ファンタジーものなんです。
しかしそこがこの作品のキモじゃない。だから無問題!
一番の魅力は、主人公の従魔たる動物キャラと主人公達の触れ合いの描写!その可愛らしさ&癒やしの雰囲気なんです。
主人公の側で癒やし成分を振り撒いている主要動物キャラは三体(魔狼の王フェム、古代竜のひなシギショアラ、聖獣の牛モーフィ)いるんですけれど、特に聖獣の牛モーフィがお気に入り。とってもやさしい性格で・・・お気に入り!
※ピンク字がモーフィです。
「そうか。フェム散歩に行くから乗せてくれ」
『仕方ないのだな』
フェムはしっぽの揺れを激しくしながら、体を大きくする。
俺がフェムに乗るのを見ていたモーフィがクルスに体を押し付けている。
モーフィはクルスを乗せたいのかもしれない。
「クルス、モーフィに乗ってみる?」
「いえ、乗らないです。走ります」
「もう・・・・・」
クルスは走る気満々だ。クルスも体を動かすのが好きなのだ。
モーフィは少し残念そうに鳴く。
「モーフィが乗ってほしそうにしてるぞ」
「えっそうなんですか?モーフィそうなの?」
『のって』
モーフィが久しぶりに念話を飛ばしてきた。
少し驚いた。
「じゃあ乗るね」
「もぉもぉ!」
クルスが乗ると、モーフィが嬉しそうに鳴く。
クルスもにこにこしながら、モーフィを撫でている。
あまりクルスが撫でると思わぬ作用があるかもしれない。ほどほどにしてほしいところだ。
「じゃあ散歩に行くかー。フェム自由に走っていいぞ。」
「わふ?」
フェムがほんとにいいのといった感じで、振り返って俺の方を見る。
「いいぞ。だが、速さはモーフィがついてこれる程度にほどほどにな」
「わふぅ」
フェムが嬉しそうに走り出す。
クルスを乗せたモーフィが嬉しそうに付いて来る。
もう、モーフィの件を読んでいると、その脳内イメージにもう癒やされて癒やされて!ちょっとイラつく事が在っても、この件を読めばストレス開放!癒やされるぅ~ もちろん他の動物キャラの描写も癒やされます。
コレは以前紹介した異世界ファンタジー作品。棚架ユウさんの出遅れテイマーのその日ぐらし などと同じ雰囲気の癒やし系作品なのです。
ということで、近頃ちょっとイラつく事があった。気分がささくれ立った。という心お疲れ気分のあなた!一度本屋で購入してか、ネットの「小説を読もう」サイトでこの作品を読んでみてください。癒やされますよ。
あっあらすじ忘れてましたね。以下あらすじです。どうぞ!
最強の魔道士アルフレッドは勇者とともに魔王討伐を成功させたが、戦いの中で魔王から呪いの矢を膝に受けてしまった。
祖国に戻り爵位を与えられたアルフレッド達だったが、
「新設される騎士団の団長になってほしい」「ギルド長になってほしい」「北の山にドラゴンが出たから討伐してほしい」
静養したいアルフレッドを周囲は放っておいてくれない。
そこでアルフレッドは、誰も自分を知らない片田舎で静養する事を決意する。
『ムルグ村の衛兵募集! 狼と猪が出て困っています。 報酬は衣食住 ※村には温泉があります』
「これだ!」
最強魔道士のおっさんののんびり田舎でのスローライフが今始まる!
ということで本日はここまでじゃあまたね
PS. 「出遅れテイマーのその日ぐらし」の本を本屋で見て購入したのだが、挿絵のキャラクター絵を見てみたら、自分の脳内で構築されたイメージとかなり雰囲気が違っていた。まあこういうことってあるよね。 なのでできるだけ見ないようにしています。挿絵師さんゴメンね。
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