はい、関東以西で、桜が満開となっていますね。
やはり花が咲き乱れていると
春という感じ全開ですね。 自然とウキウキ気分
になってきます。
さて、今日は久しぶりに警察小説のご紹介です。 まあ、実は何回かこのシリーズの作品をご紹介させて頂いた。 今野敏 著 初陣 隠蔽捜査3.5 です。 今回は「隠蔽捜査」シリーズの番外編といった作品で、シリーズ主人公・竜崎伸也の同級生
キャリア・伊丹俊太郎が主人公です。 さて、そのあらすじは・・・
警視庁刑事部長・伊丹俊太郎はキャリアとしてこの地位まで上がってくる過程で何回か処理判断の難しい状況に追い込まれる。失敗はキャリアとして致命傷だ! そんな時いつも頭に浮かぶのが、同期の友人(と伊丹は勝手に思っている)堅物でクールな変人・竜崎伸也の顔だった。 一瞬戸惑いつつも伊丹の手は電話の受話器に伸びるのであった・・・
社会人として生きていると、いつも四角四面の原理原則ばかりでやっていける場合ではない事がたたあるものだ。 伊丹も警察組織の中で妥協、理不尽な命令等に
心が揺れる。 そんな時、いつも原理原則を曲げずに妥協しない男・竜崎という変人にアドバイスを乞う伊丹
そんな彼の姿は、自分達読者の姿だといっても良い。 そんな彼にアドバイスを送り、
背中を押してくれる正しき変人・竜崎の姿は、社会生活におけるファンタジーであり、妥協や理不尽な命令等に従いつつ生きてゆく我々読者の「異端のヒーロー」であり、一服の清涼剤というべき存在なのかもしれません。 これがこの作品の人気の源かと思いました。



さて、今日は久しぶりに警察小説のご紹介です。 まあ、実は何回かこのシリーズの作品をご紹介させて頂いた。 今野敏 著 初陣 隠蔽捜査3.5 です。 今回は「隠蔽捜査」シリーズの番外編といった作品で、シリーズ主人公・竜崎伸也の同級生

警視庁刑事部長・伊丹俊太郎はキャリアとしてこの地位まで上がってくる過程で何回か処理判断の難しい状況に追い込まれる。失敗はキャリアとして致命傷だ! そんな時いつも頭に浮かぶのが、同期の友人(と伊丹は勝手に思っている)堅物でクールな変人・竜崎伸也の顔だった。 一瞬戸惑いつつも伊丹の手は電話の受話器に伸びるのであった・・・
社会人として生きていると、いつも四角四面の原理原則ばかりでやっていける場合ではない事がたたあるものだ。 伊丹も警察組織の中で妥協、理不尽な命令等に



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