ここんところ読んでる作品が時代小説の比率が高くなってきています。サスペンス系の作品も読んでいるんですが、当ブログで紹介したいと思う作品が少ないのでどうしても時代小説の紹介の方が多くなってきてしまうのです。 そんな今日も時代小説です。 今日ご紹介する作品は平岩弓枝 著 御宿かわせみ(2) 江戸の子守唄 です。
大川端の宿屋の「かわせみ」の女主人・るいが逗留客の娘(幼女)と遊んでやっている所へ神林東吾がやって来る。
想い人を自分の居間に招き入れたるいは恋人が他業着であるのに気づき外出先を尋ねると、神林家の先代の親友で、東吾の兄嫁・香苗の父・麻生源右衛門を訪ねたという。源右衛門の家には年頃の末娘・七重がいる事を知り
心が揺れるるい
そんなさなか、逗留客の夫婦が幼い娘を残して姿を消してしまう・・・ (表題作 江戸の子守唄 より)
東吾の兄・神林通之進が自分達夫婦に子が出来る兆候が無いことから八丁堀の与力の家の跡目を東吾に譲る事を考えている事を知り、小さな宿屋の女主人である自分とは縁組できない事を考え、いつか来る二人の別れを思って密かに
不安を抱えるるい
自分の想い人が自分の為に一生日陰者になることに耐えられない。その時がきたら潔く別れようと思っているが、想い人が五日も訪ねてきてくれないと不安と寂しさにまんじりとできない、いじらしい女心
恋人との将来に心揺れるるいと想い人東吾
そんな二人を見守る「かわせみ」の女中頭・おきち、番頭・嘉助、親友の八丁堀同心・畝源三郎らおなじみの面々
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大川端の宿屋の「かわせみ」の女主人・るいが逗留客の娘(幼女)と遊んでやっている所へ神林東吾がやって来る。



東吾の兄・神林通之進が自分達夫婦に子が出来る兆候が無いことから八丁堀の与力の家の跡目を東吾に譲る事を考えている事を知り、小さな宿屋の女主人である自分とは縁組できない事を考え、いつか来る二人の別れを思って密かに





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