本日はいつもの本のご紹介はお休みさせていただいて、先日TUTAYAで借りてきて観た映画「るろうに剣心について紹介させていただこうかと思います。

 映画「るろうに剣心」とは、週刊少年ジャンプに1980~90年代に連載されて
アニメ化もされた人気作品の 和月伸宏原作 「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の実写映画化されたもので、昨年夏 監督・大友啓史 主演・佐藤健 配給・ワーナー・ブラザース で公開されました。その作品が先頃、販売・レンタルが開始されていましたのでTUTAYAで借りてきて観てみました。

 原作あらすじは、維新後、明治の世になったが未だ世情に不安定さが残る明治初期の頃、かつて幕末の動乱期に「人斬り抜刀斎」として幕府要人や佐幕派に
恐れられた凄腕の剣客が、維新成立以後「不殺(ころさず)の誓い」をたて流浪人「緋村剣心」として東京に現れる ふとした縁で剣術道場師範・神谷薫と出会った剣心は、知り合った仲間達と共に、市井の人々を苦しめる悪党どもを不殺の象徴・「逆刃刀(さかばとう)」をもって退治してゆく・・・

 原作がコミックスの実写化はダメダメ臭が匂ってくる感じがするので心配だったが、娯楽作品としてまずまずの出来で
安心した。 主人公・剣心役のイケメン佐藤健さんもまずまずの演技、所々でイイ表情・演技をして、殺陣もなかなかカッコイイ 
 殺陣は今どきの「血糊の飛び散りにCG」や「ワイヤーアクション」を取り入れた映画「あずみ」辺り以降のスピーディーで軽快な物で、古参の時代劇ファンからは眉を顰められるかもしれないが、こういう演出は、これはこれで良いと思います。
 他の出演者の皆さんも原作・コミックスの実写化という難しいテーマをうまく消化して演技されていたと思います。 特に悪役をなさっていた皆さんがコミックスらしい大袈裟で濃いイイキャラを出していたと思います。 偽抜刀斎(鵜堂刃衛)役・吉川晃司さんが主演の佐藤健さん以上
カッコイイ ダークキャラ爆発  神谷薫役・武井咲さんも薫のイメージらしくてイィ 高荷恵役・蒼井優さんは自分の中のイメージとは違ってましたけど、まあイイか 斎藤一役・江口洋介さんはもう少し殺陣を見たかった。 所々、細かい処で言いたい事もあったが、総じて娯楽作としてまずまず楽しんだ 原作を知らない方々にも楽しんでいただけるのではないか、と思います。 暇な時間でもあったら観てみたらいかがでしょうか