今週末は私の住んでいる辺りは、神社の秋祭りが一斉に開催されます。
 祭りのお囃子や太鼓の音を聞いて、
秋を感じ、子供の頃を思い出しセンチメンタルな気分になりました。
 そんな気分の時お薦めの作品として頭に浮かんだのが
桶井学 著  西岸良平 原案  ALWAYS三丁目の夕日'64 です。まあ映画の方が先でそのノベライズ化されている作品ということでALWAYS 三丁目の夕日シリーズは映画毎にノベライズ化されているので、シリーズ3作推薦さていただくと言うことでよろしくお願いします。
 
 まあ映画作品のノベライズは嫌いだ!という方もいらっしゃると思うのですが、原作から映画化されたより、映画と文章との印象の差異が少ない事が多いですし、本作のシリーズ各本でも映画の印象が崩れる事は無いと思います。
 むしろ映画の世界観を補完し拡げてくれる、各人物の心の動きなどを再確認できるなどメリットだらけだと思います。一部新エピソードなど挿入されていたりしてこれも○ 映画を観た後読んでみるとあらためてこの映画の世界観を堪能できます。もちろん映画を観なくてもノベライズのみ読まれても良いですよ。

 本作では、茶川さんの父親の死をキッカケに変化する茶川の心情と行動、子に対する親として振る舞い・決断、六ちゃんの恋
と結婚のエピソードで挿入されている、六ちゃんの両親の上京・動物園でのシーンや六ちゃんの電話での報告シーンなど子・親・恋・結婚 などジーンとさせられながらも、自分のあの時を思い出しながらでも、読んではみてはいかがだろうか。