前回より、銀英伝1の続きです。

 前回この作品を取り上げましたら、普段、極少数の方々が観てくださっている本ブログのペタが10倍ほど増えました
これこそ銀河英雄伝説がどれだけの多くの人達に人気があり、影響を与えているか、という証明だと思っています。恐るべし銀英伝 
 
 さて今日は、その第1巻なのですが、初めて本作を手に取って「読もうかな
とページをパラパラとめくってみて「うぁ~なんか文字多いじゃん難しい漢字や熟語多いし・・・」とか思った人、大丈夫ですよ本作は確かに文章量が多い作品ですが、すぐに、この作品の世界に入り込めます。あなたはこの作品の世界の歴史の傍観者となれるでしょう。

 本作では、主に銀河帝国・ラインハルト側のドラマと自由惑星同盟側・ヤン側のドラマで構成されていて、あなたはこの作品世界の双方を行き来することで、この作品世界のドラマを堪能できるのです。

 第1巻では、皇帝より姉を取り戻す為の手段として軍人で出世し権力をつけようとする ラインハルトと副官にして親友のキルヒアイス、学費免除で歴史の勉強が出来ると軍士官学校に入り不本意ながら軍人となり義務を果たすために戦場に出ている ヤン、二人の将帥が、初めて艦隊司令官
としてやりあうアスターテの会戦 (片方は代理ですが・・・)、半個艦隊で無敵の宇宙要塞に挑まなければならないヤン提督を描くイゼルローン要塞攻略戦 同盟軍を帝国領に誘い込み撃滅の策略で挑むラインハルト側と遠征軍の危機を察知しながら一艦隊司令官として懸命に働くヤン側を描くアムリッツァ星域会戦 と非常に充実していて、速くも序盤の山が来ます。つまりつかみはOK状態なのです まず皆さんはこの第1巻でこの作品世界にどっぷり浸かってください。決して損はさせません。それだけの魅力はある作品だと思います。2巻以降の紹介はまた今度!じゃあまた