今日、ご紹介する作品は、時代小説のシリーズ作品の第一巻となる、小杉健治 著 札差殺し - 風烈廻り与力・青柳剣一郎 です。
風烈廻り与力
という役職は、町奉行所与力というのは奉行様の部下、同心の上司、つまり中間管理職
風烈廻りというのは火事・強盗、等の事件時、現場を仕切り捌いてゆく係りなのですが、主人公・剣一郎は、世間では青痣与力
と言われ、町奉行所のキレ者・剛の者として知られていて、町奉行でもデキル男として、上司、部下に信頼されていた。
しかし、当の本人は、頬の刀傷が疼くたび、その傷が出来た遠因となる事件
自分が亡くなった兄ほど優秀でもなく、将来を嘱望されていた兄の犠牲で家督を得た事を思い出し、悔い恥いるのだった
・・・そして今日も江戸の街に凶悪な事件が起きる・・・剣一郎の推理と丁寧な捜査が事件を炙りだしていく
という感じの本作、心に深い傷をもった主人公が凶悪事件に挑む
時代小説のシリーズ物の第一作、好漢・青柳剣一郎の活躍を是非御一読を
風烈廻り与力



しかし、当の本人は、頬の刀傷が疼くたび、その傷が出来た遠因となる事件



という感じの本作、心に深い傷をもった主人公が凶悪事件に挑む

