私が本好きになったのは、10歳くらいまで小児喘息を患ったりでしばしば学校を休んでおりました時、熱や咳が治まって退屈なさなか、両親が買い揃えてくれた「少年少女世界文学全集」なる児童文学全集を、両親にないしょで布団の中でこっそり読みふけっていたからだと思います。
中学・高校そして成人と時が過ぎ、その全集も忘れさられ、いつしか薄汚れしみだらけになって処分してしまいました。
それから長い時間が過ぎ、ふと、あの全集の事を思い出して読んでみたくなったので探してみますと絶版
!図書館を訪ね歩き、ようやく探しだし読んだときはうれしかった
「ああ、俺はこんなにもこれが好きだったんだ!」
その後いろいろ手をつくし好きな作品数冊をなんとか手に入れる事ができました。本に夢中にさせてくれたこの本
今では自分の宝物です
全集の中でもロシア人作家の書いたこの作品、ヴォロンコーワ 著・宮川やすえ 訳 町から来た少女 が一番好きな作品だ
時は第二次世界大戦、ドイツのロシア侵攻時、田舎の農村を通過していく難民の群れ、都会から逃げ延びてきた一人の少女、農家の”おかあさん”は、家族をドイツ軍に殺されて孤児になったこの少女を自分の子としてひきとる事を決意します。少女は田舎の生活、新しい家族(おかあさん、おじいさん、子供たち)にとまどっていきます。やさしく毅然と少女に接していくおかあさんと家族・・しだいに心に傷をもった少女の心がとき解れて家族の一員となっていく・・・雪が解け春になり、森でマツユキソウの花束をつんで帰ってきた少女は”おかあさん”に花束を差し出す「おかあさん、これをおかあさんにもってきたのよ!」 おすすめの一冊です。
中学・高校そして成人と時が過ぎ、その全集も忘れさられ、いつしか薄汚れしみだらけになって処分してしまいました。
それから長い時間が過ぎ、ふと、あの全集の事を思い出して読んでみたくなったので探してみますと絶版


その後いろいろ手をつくし好きな作品数冊をなんとか手に入れる事ができました。本に夢中にさせてくれたこの本


全集の中でもロシア人作家の書いたこの作品、ヴォロンコーワ 著・宮川やすえ 訳 町から来た少女 が一番好きな作品だ

時は第二次世界大戦、ドイツのロシア侵攻時、田舎の農村を通過していく難民の群れ、都会から逃げ延びてきた一人の少女、農家の”おかあさん”は、家族をドイツ軍に殺されて孤児になったこの少女を自分の子としてひきとる事を決意します。少女は田舎の生活、新しい家族(おかあさん、おじいさん、子供たち)にとまどっていきます。やさしく毅然と少女に接していくおかあさんと家族・・しだいに心に傷をもった少女の心がとき解れて家族の一員となっていく・・・雪が解け春になり、森でマツユキソウの花束をつんで帰ってきた少女は”おかあさん”に花束を差し出す「おかあさん、これをおかあさんにもってきたのよ!」 おすすめの一冊です。