今日はミステリーといきます。野沢 尚 著 リミット です。
本作は、児童誘拐事件とその裏にある、おぞましい闇
、そして自分の子供をも誘拐された女性警官が、警官の立場より母親として子供を追う話です、たとえ警察を敵に廻しても・・・しかし事件の終わりが見えた時もう一つのおぞましい真実が浮かび上がる
本作のヒロイン公子の「自分のお腹から生まれた分身
」に対する執着や強い想いは、私が人の親でない男の立場では本当のところは判っていないかもしれないが、その想いが文章から伝わってくる。そして、驚愕の真実の開示により、その人物の孤独と心の闇
が人の中にある二面性を強く浮かび上がらせていて、おもわずにやりとしてしまった。
本作は、児童誘拐事件とその裏にある、おぞましい闇


本作のヒロイン公子の「自分のお腹から生まれた分身


