世界諸都市でテロリストによる核テロが起きたとりわけ米国は主要都市がやられる次は日本の東京かテロリストを探す日本政府諸機関米国では核の脅威に初めてさらされる米国市民と著者お得意の現代の世界情勢の分析力で描く、極近未来のポリティカルノベルです。

 米国駐在の医療器具メーカーセールスマン熊谷家、
核テロに遭ったシカゴ、その郊外の住宅街で核の脅威と暴動に怯えつつ父親を待つ、母と子テキサスから家族の下に急いで向かう父親・・・しかし次々事件に巻き込まれ家族は無事再会できるのか?
 
 一方、日本では核テロを防ぐため政府諸機関がテロリスト捕捉に奮闘するテロリストを捕捉できるのか?
 同時多元的に、それぞれの状況で奮闘する人々を描くこの小説、都合の良い所もありますが、おもしろいと思います。是非、御一読を