最終話を見終えました
心が救われた
さて お話は
俊平(西島秀俊)と響(芦田愛菜)が和解 一方 団員は密かにオケフェスの資金集め
だが 不足の遠征費は二朗(西田敏行)が楽器を売ったお金を充ててくれた
後日 俊平は妻:志帆(石田ゆり子)と離婚も 響がバイオリンを弾いたことに2人は涙
古谷にも 響と海(大西利空)にも離婚を報告 俊平は家族の近くに住むことを決めるが
無断欠勤扱いで大学を退職すると決める中 師匠が倒れたとの報告 俊平は 今はドイツ
には戻れないと答えるが 団員にも感じるほど演奏に集中できてない
楽曲『ライン』は俊平にとって希望 師匠は心を満たしてくれた恩師 オケフェスや
『晴美フィル』は父:俊平がいないとダメなのかと言う響に 俊平に『晴美』は
相応しくないとでも? とばかりに不満を口にする大輝だが 後悔・・
オケフェス当日 盛り上がる車内で1人神妙な表情の俊平 着いた先では師匠からの電話
明るく振る舞う俊平だが 俊平がいないところで団員にも各々の思いが 父:俊平は
指揮の世界ではまだひよっこ 発展途上の人だと響 自分が父の時間を止めてしまったと
その日 リハに遅刻した俊平のせいで楽団がボイコット 海に引っ張られ着いたのは空港
すると楽団の演奏 指揮は天音 俊平がいないくてもできると古谷は 俊平を涙ながら
クビを宣告 コンマスには響 留守を預かると・・
音楽は心を救う だが 救われたのは俊平自身 皆から大きな力を貰ったから とドイツ
行きを決める そして 最後の指揮 団員や家族との思い出が溢れ 拍手喝采で終える
最後までバタバタ 必ず帰ると約束し笑顔でドイツに旅立った
オケドラマの多くは楽団の再生 何かとの戦いだったりする しかし この作品は西島さん
演じる俊平の心の再生に重きを置いている なので毎回の話で多幸感を感じる 俊平の言葉
はきっと自分に問いかけているんだろうなと 音楽はこうだろう? 楽しいんだろう?と
ラストはまさかのボイコットにクビ 本当は辞めて欲しくないでしょうが 上を目指す
団員には解るのではと思いますね 自分たちは俊平からいろんなものを貰っていると
なのに 俊平にもそんな師匠がいるのに留まってくれている 楽しいと感じてくれている
そんなこと いいはずがないと おそらく俊平からは断ち切れない だからこそのクビ
それに「今は戻れない」ということは いずれ戻りたい ですね
これで気兼ねなく立ち去れる 天音もいるし 何より愛菜ちゃん演じる響がいるから安心
ですね・・そして ”さよなら”は別れではなく 再会の約束