2024年6月23日

 

本日は雨予報。山は無理なようなので、先月5月27日以来の室戸岬に出掛けて来ました。

(1)朝はガスが立ち込めていました。しかし、雨が降る事はありませんでした。

(2)ホオジロの囀りが響いています。

タシロラン(ラン科)花期:5~7月頃。葉緑素をもたない腐生植物。

白色の花を総状につける。本日の目的の花の一つ。花は終盤のものが多かったです。

室戸岬。室戸ジオパーク!!

室戸ユネスコ世界ジオパークは、高知県東部の室戸半島に位置し、面積248.20km2の室戸市全域が範囲です。

今でも約1000年に1~2mの隆起を続けている室戸岬。室戸阿南海岸国定公園に指定されている景勝地で、約1600万年前の地層、海底から噴き出したマグマの跡、生物の化石など太古のロマンに間近に触れられる場所。

「白(砂)と黒「泥」のしましま地層(タービーダイト)は、約1,600~2,800万年前に深海にあった。室戸の土地はもりあがり続けているため、もともと深海にあったものを地上で見る事ができる。(パンフレットより)

(1)ハマゴウ(シソ科)花期:7~9月頃。海岸の砂地に生える落葉性低木。(2)ハマナタマメ(マメ科)花期:6~8月頃。暖地の海辺に野生する多年草。

(1)ハマアザミ(キク科)花期:6~11月頃。(2)テリハノイバラ(バラ科)花期:6~7月頃。落葉低木。

ハマユウ(ユリ科)(ハマオモト・別名)花期:7~9月頃。ハマユウのある風景。

アコウ(クワ科)幹の周囲から多数の気根を垂らし、岩などに張り付く。半常緑高木。風が強い室戸岬では枝が横方向にのびる。隠頭花序。

(1)ウチワサボテン。(2)ハマナス。

リュウゼツラン。花は数十年に一度咲く。花が開くまでは、もう少し先になりそうです。

イソヒヨドリ。餌を運んでいたので子育て中かな・・・

トビ。室戸岬から移動します。

伊尾木洞。今日は水量が多く遊歩道も水が流れています。長靴を履いて歩きます。

300万年の歴史が物語る、神秘の洞窟!!
(1)洞窟の壁を作っている地層(穴内層)が土佐湾の海底にたまる(310~230万年前)地層はその後、地震のたびに隆起を繰り返し、やがて地上に姿を現す。
(2)波によって海岸の砂利が繰り返し打ち寄せられるうちに地層が平らに削られ、波食台となる。波食台が隆起し、土砂がたまって段丘となる(12~13万年前)
(3)段丘は更に隆起してして、海岸に崖ができる。海岸に打ち寄せる波によって岩盤の割れ目が広げられ海食洞ができる。
(4)地盤の隆起と海面の低下に伴って、海食洞は海岸から離れて内陸の洞窟になる。
(5)それまで浮流していた川が洞窟に流入し、現在の姿となる。
伊尾木洞はこのように、長い年月と多くの条件が重なってできた天然の造形であり、しかも多くの種を含む珍しいシダ群落が形成された奇跡の洞窟といえるでしょう。
(伊尾木洞パンフレットより・・・)

滝まで進んで行きます。

滝。ここから東山森林公園に登って行くことができますが、本日は、ここまで・・・。

梯子を上がり橋を渡り戻ります。

伊尾木洞手前まで戻ってきました。

伊尾木洞の上にある穴周辺ではコウモリが飛んでいました。

アジサイもそろそろ終わりですね。

 

最後までご覧いただき有り難うございました。