2024年6月2日

 

四国の山で最も急峻で険しい山、石立山に登ってきました。

標高差1000m以上あるので、休憩時間を多く取り登って行きます。

駐車場に車を止め、赤い吊り橋(錦帯橋)を渡り登山道へと入って行きます。

(1)ユキノシタ(ユキノシタ科)花期:3~5月頃。国道沿いでは群生で咲いていましたが登山道では花一輪。(2)クモキリソウ(ラン科)花期:6~7月頃。

カタツムリの標識を過ぎると少し平坦道になります。そして、竜頭谷に数メートル下りて登り返していきます。

昨年まであったミヤマビャクシンの看板が無残な姿に・・・大きな石が落ちてきたようです。

以前、あった看板です。

ザレ場を登って行きます。ここを過ぎれば石灰岩の岩場が待っています。

ヤマツツジ(ツツジ科)花期:4~6月頃。毎年、ここで咲いているので楽しみな花です。

この時期には、ヤマシャクヤクは実になっています。

こんな感じのガレ場ザレ場がしばらく続きます。そんな中、ミヤマビャクシンが力強く根を下ろしています。

(1)ヤマボウシ。(2)木々の根が出た場所も多くあります。

(1)トラツグミ。ピントが合っていませんが、滅多に出合う事がない野鳥なので載せます。

コアツモリソウ(ラン科)花期:5~6月頃。葉の下に隠れるように花が咲く。

イワガサ(バラ科)花期:5~6月頃。

イワツクバネウツギ(スイカズラ科)花期:5~7月頃。

岩場の多い登山道。頑張って登って行きます。

ミヤマビャクシンの大木が尾根の石灰岩をしっかりと掴んでいます。

(1)フタリシズカ(センリョウ科)花期:4~6月頃。(2)マムシグサ(サトイモ科)花期:4~6月頃。

ヒメシャラ(ツバキ科)花期:6~7月頃。ツバキに似た小さな白花を咲かせます。

この辺りヒメシャラの木も多くなってきました。新緑が綺麗です。

ブナ。ブナの大木にはヤシャビシャク。かなり上の方にありました。

ヤシャビシャク(ユキノシタ科)花期:4~5月頃。既に実になっています。

イシダテクサタチバナ。石立山の代名詞でもあるイシダテクサタチバナ。

環境省のレッドデータブックの絶滅危惧2類。

ハクロバイ(バラ科)花期:6~8月。落葉小低木。(別名:ギンロバイ

メギ(メギ科)花期:4~5月。花は数輪残っていました。

(1)西峰。(2)石立山山頂(二等三角点:点名・石立山)山頂の一部に鹿よけネットがあります。

ゴヨウツツジ(シロヤシオ)山頂周辺には沢山のゴヨウツツジがありますが、残念ながら花は終わっています。(昨年は花の残ってた木もあったのですが・・・)

(1)登山道から捨身ヶ嶽。

(2)ジシバリ(キク科)花期:4~7月頃。向こうに捨身ヶ嶽。

二度目の西峰。

捨身ヶ嶽。崩れているので慎重に下りて行きます。(ロープあり)

捨身ヶ嶽先端部から石立山山頂方面。ここのイワガサは蕾が多かったです。

ユキワリソウ(サクラソウ科)花期:5~7月。今年も石立山のユキワリソウを見る事ができました。

(1)シライトソウ。(2)ヤチマタイカリソウ。

(1)キバナノコマノツメ。(2)シコクハタザオ。

(1)ヒメレンゲ。(2)ヒメキリンソウ。

イワユキノシタ(ユキノシタ科)花期:5~6月頃。

少し登り返して岩の上に行きます。

岩場で早い食事にします。

前方に見えている尾根を西(竜頭山)(二年前に下りたコースです)へ下りて行くつもりでしたが、下山していると大きな音が・・・鹿の駆除でもしているのかと・・・このコースは止めて元来た道を下山することにしました。(その後、音は聞こえず)

三度目の西峰です。下山して行きます。

ニホンザル。お猿さんが見送ってくれました。

 

竜頭谷。

吊り橋まで下りてきました。駐車所まで戻り下山です。

歩いた道。

駐車場(4時53分出発)~竜頭谷(6時02分)~西峰(9時36分)~石立山山頂(9時49分)~西峰(10時03分)~捨身ヶ岳・花散策・食事(10時05分~11時11分)~竜頭谷(13時16分)~駐車場(13時52分下山)

厳しい登山道で時間は掛かりましたが、見どころも多い山なので、何とか登る事ができ良かったです。

 

最後までご覧いただき有り難うございました。