2024年3月13日

 

本日、5年振りに徳島県西祖谷山村にある鶏足山へ行ってきました。

5年前は、三方山からの縦走で鶏足山まで歩きましたが、鶏足山行場には行かなかったので、今回は、行場から登っていきます。

(1)鶏足山キャンプ場に車を止め、ここから行場コースを登ります。

(2)下山は、建物のある方に下りてきます。

岩の苔にツララ。

(1)苔生した岩の間を登って行きます。

(2)前方には壁のような大きな岩が現れました。

(1)岩に沿ってガレ場、ザレ場の道を登っていきます。

(2)前方に岩の割れ目が見えてきました。そこにはロープが垂らされています。

ロープを掴み足場を確認しながら慎重に登ります。

ロープを利用してここまできました。更に一段あがり横に進みます。ロープも鎖もありますが、その鎖は狭い岩場の足元に・・・ここが一番怖かったですね。

ほっとしたところで、またまた鎖場。ロープも鎖も一部凍った箇所があるので、滑らないようしっかり掴んであがります。

この鎖場も取り付きの足場に苦労しました。途中、横の棚にロープあり、そちらに移動します。

垂直の鎖場です。ここは、とても登れそうにありません。この鎖場には巻き道があるので、そちらの道を利用します。右から巻くのですが、先に左側の様子を見てきます。

岩を乗り越え、乗り越えた先の岩の間を少し下りて行きます。(岩の間が凍っている(>_<))

先に進めなくなったので、そこからの景色です。

(1)垂直の鎖場に戻ってきました。

(2)右から巻いて行きますが、嫌なところに倒木があります。滑ると下まで滑落の危険、慎重にまたぎ進みます。

巻き道も簡単ではありませんが、ロープがあるので助かります。間もなく尾根。

尾根に出たところで、後ろには先ほど巻いてきた大岩の頂上部。

木の根っこを掴み上にあがります。

岩の上から南西の方向を見る。黒滝山・野鹿池山。その奥に梶ヶ森、杖立山が見えています。

(1)梶ヶ森。(2)杖立山。

(1)下を見れば吉野川。(2)カラス(二羽)も賑やかに鳴いていました。

岩を下りて山頂に向かいます。岩尾根を進めば間もなく山頂。

山頂に到着。凍った箇所もありましたが何とか行場コースを登り切る事ができました。福寿草見学は後にしてこの先にある四等三角点に向かいます。

この先を左に下りて行くと福寿草自生地。真っすぐ尾根を進みます。

自生地の分岐を過ぎて松の木の多い雑木林を進んで行きます。

やがて植林が多くなり、植林の中を黙々と進んで行きます。

雪を被ってツルシキミも春を待つ。

周りが開けてくると間もなく目的地(四等三角点)。

(1)サルトリイバラ。歩いている途中、何度か引き留められました。(2)ツルシキミ。ここでは実を見る事ができました。

本日の目的地。四等三角点(点名・重末南)

三角点周辺にはシャクナゲの木も多く、花芽もありました。

コーヒー休憩をして下山。雪だるまの向こうには国見山。

水溜りも凍っています。気温-7度、風が吹くと寒ーい。

福寿草の自生地まで下山してきました。(日も射しています)

フクジュソウ(キンポウゲ科)花期:2~4月頃。山地の湿った草原や林縁、森林などに生える多年草。

前日の雨や雪の影響でしょうか、少し花弁の傷んだ花も多かったです。

駐車場まで下山して食事にします。

駐車場周辺でヒガラ。

シジュウカラ。

シロバナショウジョウバカマ(ユリ科)

歩いた道。

(1)駐車場(7時10分出発)~鶏足山山頂(8時02分)~四等三角点(8時57分)~駐車場(10時35分下山)