「もしトラ」で「ウクライナ戦争は終結し、今度は韓国がウクライナになるシナリオ」!

 

北朝鮮問題の専門家であるロバート・カーリン、ジークフリート・ヘッカーから北朝鮮の金正恩委員長は戦争に踏み切る戦略的決断を下した」と2024年初めに出された。それを裏付けるように米韓の演習は頻度をまし、北朝鮮も激しく反応をしている。

 

アメリカの描くシナリオは、偶発的に韓国と北朝鮮との間に戦争が勃発するものであろう。この場合、アメリカは当然ながら、「北朝鮮に対しては米国は軍事的介入はしない。ただし、もし戦争を起こした場合には軍事的手段以外のあらゆる手段をもって韓国を支援する」との声明をだすであろう。

 

また、北朝鮮がアメリカの警告を無視して韓国との戦争に突入した場合、韓国はウクライナとなり、日本はポーランドとなり日本から食糧や武器弾薬が韓国に送られることとなろう。

 

その結果、北朝鮮を支援するのはロシアと中国となると考えられ。また、長い闘いが始まる。戦闘は1年〜2年継続するかもしれない。その場合、中国は北朝鮮を援助なしてたえられるかーである。もし中国が介入すれはアメリカの標的は中国となろう。これが、アメリカの狙うところであろう。中国をオールドメインで徹底的にたたく大義名分ができるわけだ。仮に、ロシアが介入すればなおいい。ウクライナの次は韓国を守るという大義名分ができるのでロシアをさらに弱体化できる。

 

その時、日本にはNATO諸国やその他の民主主義国から韓国を支援するための武器弾薬が累積することになる。そして、その場合、どこに累積されるのであろうか。どのようにその物資を韓国にとどけるのであろうか。韓国の在留邦人や観光客をどう救出するのか。韓国からの非難民をどううけいれるのかーが問われる。かつて、NPO法人外交政策センターでこのシュミレーションを政府関係者や専門家と行った。結構、悲惨な結果となった。今、そのシナリオが試される時がきたのかもしれない。