再考:”米国領YOKOTA” | 気力・体力・原子力 そして 政治経済

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 (旧有閑爺いのブログ)

 

 私は約4年半前に「米国領 YOKOTA」という記事をアップしました。

 その中で、安倍晋三という馬鹿総理が犯した日本国民に対する背信行為について述べましたが、そのことを知ってか知らずか、何の考えもなく岸田総理は安倍の犯した罪悪を踏襲するという日本国民に対する裏切り行為を行いました。

 米国大統領のバイデンは訪日に際して、日本の玄関である羽田を使うことなく「米国領 YOKOTA」を使ったのです。
 トランプに横田基地を使うことを許した以上、バイデンにも許さざるを得ないし、今後米国は横田基地の使用を当然のこととするでしょう。

 つまり「属国日本(=非独立国日本)」が定着するわけで、これ以上の屈辱はありません。

 「独立」という観点から見れば、幕末に結んだ不平等条約を改正しない限り、独立国とは言えないという認識が明治政府にはあり、不平等条約の改正が明治政府の最大の外交目標でした。
 その目標を達するために清国と露国と戦争をしたともいえるわけで、それほどこの問題はセンシティブなのです。

 そうした観点が全く欠落しているのが現政権であり、売国的政策を数々行っていることもある意味頷けます。
 「独立」が底流に無いのなら、繁栄は見せかけでしかありません。
 現在の経済的な低迷は、真に独立しようとする意気込みの欠如からくるものかもしれません。そういう意味からは、「patriot」こそ今の日本に必要な人だと私は思います。

 今の人は「赤尾敏」という人の活動を知らないと思いますが、真の独立を得るためには彼のようなラジカルな活動が必要かもしれません。