ウクライナ情勢 | 気力・体力・原子力 そして 政治経済

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原子力と経済についてはうるさいですよ!
 (旧有閑爺いのブログ)

 私は、東欧の情勢に対して確たるものは何一つ持っていないのですが、もうずいぶん昔(14、5年前)に仕事でキエフ(ウクライナの首都)に行ったことがあります。
 その時の感じからすると、ウクライナ国民はスラブでありロシア人と同類で、ロシアとウクライナは所詮のところ関西と関東の差ぐらいしかないと思いました。
 現に、私がキエフで尋ねたところはソ連時代はソ連潜水艦の技術の極致といわれた研究所でしたし、そうした意味からはロシアとウクライナは切っても切れない関係があるように思います。

 ただ、国連加盟国としてソ連時代はソ連・ウクライナ・ベラルーシという3国として加盟していましたし、当時からロシアとウクライナは微妙な関係があったのかもしれません。

 いずれにせよ、ロシアの軍事技術の根底としてウクライナを無視できないだろうと、キエフを訪ねたとき思いました。

 少し話がずれますが、中国が後生大事にしている空母はウクライナが建造したものですし、ウクライナは海といっても黒海にしか面していません。日本人からすると黒海など湖のようなもので、まともな軍艦など建造できるとは思えないわけで、そうした面からは軍事技術といえど眉唾の要素も省けないといった印象です。

 つまり、ロシアとて眉唾を根底にした怪しげな武器から成り立っていると思えなくもないのです。
 結局のところ、怪しげな武器を持つ者同士であるロシアとウクライナが叩き合えば利を得るのは米国であり、なんだかんだと言っても体よく紛争を拡大させることが米国の狙いかもしれないのです。

 ウクライナ情勢はそうした胡散臭さが払拭できないと私は思っています。