安倍晋三は「資本主義陣営で最大の殺人者」になる? | 気力・体力・原子力 そして 政治経済

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 (旧有閑爺いのブログ)

 過去の政治指導者で、戦争を除いて大量殺人を行ったのは、ソ連のスターリン・中国の毛沢東・ドイツのヒットラーです。
 因みに、スターリン・毛沢東は共産主義者です。また、ヒットラーは第二次大戦中にユダヤ人を選別して殺しました。しかし、ユダヤ人はドイツの交戦相手ではありません。そして彼は「国家社会主義者」であると自称していました。
 
 このように、スターリン・毛沢東・ヒットラーは共産主義あるいは国家社会主義という「主義」に殉じて殺人を行ったと言えなくもないのですが、資本主義陣営では政治指導者からそうしたあからさまな殺人者は出ていません。
 
 しかし、今般は中国で発生した「新型コロナウィルス肺炎」への対応から、安倍晋三が「資本主義陣営で最大の殺人者」になる可能性が有るのです。
 
 もちろん安倍晋三が「殺せ」という指示はするはずはなく、そのことで死ぬ人は出ないでしょう。しかし、「肺炎」で死ぬ人は今後多数にのぼることは、現状から見て避けられそうにありません。
 もうすでに、クルーズ船から死者2名が出ました。2月5日の時点で適切な処置をしておれば助かったかもしれない命です。
 ですが2月5日に政府が取った処置は、クルーズ船内に全ての人を放置するということです。医師団や汚染(感染防止)管理に長じた専門職を投じたわけではありませんので実体は「放置」です。
 さすがに、この処置は適切とは到底言えません。
 
 クルーズ船に対する処置の決定は行政が行ったものであり、このことの最高責任は行政の長すなわち安倍晋三にあります。ですので、今回のクルーズ船乗客を死に至らしめた責任は安倍晋三にあります。
 
 ではなぜ、そうした処置をしたのか?理由は2つあると私は思います。
 
 安倍晋三は国賓として習近平を日本に招待しようとしています。そのことを阻止しようとすることは彼にとっては許すべからざることなのです。
 そのため「新型コロナウィルス肺炎」に係る全てのことを矮小化する必要があったのです。
 通常の業務の中で終息させることが出来るなら、些細なことだと言えますので、是が非でも「些細なこと」にする必要があったのです。
 ですので、中国からの日本への入国も制限せず、クルーズ船の横浜入港も認めて全て平常のこととして(つまり些細なこととして)処理しようとしたのです。
 そのことによって、春節休暇に大量の中国人が入国して、結果としてそこら中にウィルスを広げたのであり、その結果日本国内から感染者が続々と出ております。
 もっとも、中国が団体旅行で出国することを禁じたので、今は入国者数は減りましたが、今も中国人の大部分は団体旅行でなければ、希望すれば日本に自由に入国できます。
 なぜ中国からの入国を禁止しないか? 禁止すれば自動的に習近平の訪日が中止になるからです。
 
 安倍晋三は国民を死に追いやってでも、習近平を呼びます。結果において殺人をしてでも、共産主義者の頭目を呼ぶことに執心しているのです。
 
 二つ目の理由は、財政負担を嫌っていることです。安倍晋三は増税と緊縮財政こそ正義であると信じており、そのことを唯一のこととして行動します。
 そのため、PCR検査の健康保険適用を頑なに拒んでいます。PCR検査の健康保険適用を行えば財政負担が生じるからです。これを認めれば民間の検査機関がフル活用でき、感染検査が大量に行えますが、今はそうなっていません。
 早期発見早期治療は医療の根本原則です。この早期発見を妨げるということを安倍晋三は平気で行います。国民の命とお金を秤にかけたら、お金が大事であるというのが安倍晋三です。桜を見る会に自分の選挙区の応援者に国費を使っても、「肺炎」から国民を守ることにお金は絶対に使いません、と言っているに等しい行動です。
 もちろん対策費と称する出費は少しはするようですが、肝心の「早期発見」を妨げたのでは対策費そのものが「死に金」になる恐れだってあります。
 
 安倍晋三は国民を死に追いやってでも、緊縮財政を守り抜きます。「今だけ、金だけ、自分だけ」を座右の銘として行動することは間違いないでしょう。
 
 しかしながら、安倍晋三を「無能・無策」な男だと思ってはなりません。国民を死に追いやってでも自分がやりたいと思ったことはやる男です。結果において殺人者になることも厭わない男です。
 財務省には書類を改ざんさせました。籠池を長期にわたって留置し、裁判では最高刑の判決を出させました。直近では神大教授の動画を圧力をかけ削除させました。ANAホテルにも圧力をかけ黙らせました。加計には国費をくれてやることも決めました。書き出すときりがないのでここまでにします。
 
 「肺炎」は高齢者にとっては過酷な病気です。80才を超えた人は罹患すると7人に一人は死亡します。今後ますます罹患者が増え死亡者も出るでしょう。「習近平を呼ぶために、緊縮財政を守るために」犠牲を強いられるのは国民です。
 この先、幾人の人が亡くなるかわかりませんが、その責任を取らなければならない者つまり安倍晋三が、結果において「資本主義陣営で最大の殺人者」になっても不思議でないと私は思っています。
 
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 実は、事のついでに防護服の着用方法が全くなっていないということも併せて書くつもりでしたが、厚労省の役人の行状があまりにも杜撰であると感じたので、あらためて次回に記事をアップしたいと考えています。