[ ⚠︎ 今回の内容には、イボ ( 腫瘤 )の写真が出てきます。同じような悩みの方の参考になると思うので、患部の加工はしません。苦手な方には、とても生々しく見えますので、ご注意ください。】
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自分のための ... 、これからの風花丸のための ... 、そしてお役に立つかもしれないお一人の方のための、薫風のお話です。】
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( “ に〜に “ の足を暖める(?)薫風。 18歳5ヶ月)
いよいよ全身麻酔による、腫瘤を切除する手術の日となりました。
手術の前日は食事を抜いて、当日は、午後の手術に備えて、午前中に病院に連れて行きました。
手術の時間は、午後の2時。
時計を見ながらソワソワしていたのを思い出します。
全身麻酔は覚醒するのに時間がかかるものだと思っていました。覚醒しないリスクがあるから、目覚めるまでが心配で不安だと思っていました。
期待と不安で受け取った先生からの電話連絡。
無事に手術を終えたという報告です!
そして ...
もう目覚めていますよ!
と言われてビックリしました。
えっ? もう麻酔から醒めているんですか⁈
思いがけない嬉しい報告だったので、またソワソワしました。
早く会いたい! という気持ちを抑えて、夕方の診療時間まで待っていました。
( 手術の後だもの先生もきっとお疲れだと思うから ...)
その間に、家族に「 薫風♡ 無事メール」をしました。
午後診療の時間に合わせて病院に行き、先生から術後の説明を聞きました。
そして先生は、トレイに入れた物を持って来ました。それは薫風から切除した、イボ( 腫瘤 )その物でした。
先生は私と距離を取るように立って、そのトレイをご自分の体で隠しながら、
見ますか?
と、聞かれました。
あまりにも生々しい物なので、私に見せても大丈夫なのかと、気を使ってくださったのですね。
私は、「 見たいです!」と言って見せて貰いました。
[ ⚠︎ ]
今まで必死に闘ってきた、その大きなイボが、きれいに丸ごと切り取られて、トレイに乗っているではありませんか!
それを見た私の顔は、嬉しくて笑顔になっていたと思います。
許可を得て、写真も撮りました。
帰ってから、家族にその写真を見せると、「 お〜!」と喜びの顔になったのは言うまでもありません。
[ ⚠︎ ]
[ ⚠︎ ]
こんなに大きくなってしまった薫風のイボです。( 肉芽腫。腫瘤。)
本当に可哀想でした。
そして、全身麻酔からすぐに覚醒した薫風は、お疲れの様子。
薫風は病院に一泊して、翌日には退院することになりました。
私のそばにいる方が安心するものね。
翌日には、ご飯もペロリと食べたそうです♡
退院時には包帯を取って、縫い目の確認をしました。
迫力のある傷口の縫い目に、待合室に居合わせた方はびっくりポン!の表情で、戸惑っていましたが、
私は、その傷跡が愛おしい♡
愛おしくて、嬉しくて、やっぱり笑顔になっていたと思います。
緊急時の点滴に備えて、腕には針が入ったままです。
保護にエリザベスカラーを付けて、抗生物質と傷口用の塗り薬など必要な物を頂いての
退院です。
手術のために剃った毛も、あっという間に伸びてきて、縫い目を隠すほどでした。
すごい生命力だなぁ...。
食欲も入院前と全く変わらずにありました。
抜糸も予定通りに年末に出来て、無事に腫瘤の切除が完了という事になりました。
縫い目も見えなくなる勢いで、毛が伸びます。
そして、術後の体調も、術前と変わらなかったので、全身麻酔ではありましたが、
決断して本当に良かったと思いました。
もっと早く先生に出会えていたらとは思いますが...。
遠回りをしたからこそ巡り会えたのだと思っています。
薫風の命も、もう残り少ないだろうと感じていたので、
薫風に対しての唯一の心残りの、大きくなったイボ( 腫瘤 )の存在。
それを取ってあげたくて、そしてそれを取ってあげることが出来て、肩の荷が下りたような気持ちでした。
全身麻酔を伴う処置を避けていたばかりに、ギリギリになってしまったけど ...、
間に合って良かった。
イボとの闘いは終了です♡
術後の体調不良もなさそうです♡
良かった...。
本当に良かった!
先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
そして、薫風との暮らしは続きます。
永遠には続きませんが ...。