自分のための ... 、これからの風花丸のための ... 、そしてお役に立つかもしれないお一人の方のための、薫風のお話です。】
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[ ⚠︎ 今回の内容には、イボ ( 腫瘤 )の写真が出てきます。同じような悩みの方の参考になると思うので、患部の加工はしません。苦手な方には、とても生々しく見えるかもしれませんので、ご注意ください。]
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薫風は、良く動き回りました。
狭い場所でも、障害物があっても、猪突猛進で体をぶつけながらドカドカと音を立てて進むのです。人間ならばアザがたくさん出来ているでしょうね。怪我をしそうなので、机と椅子の脚に、ぶつかった時のクッションになるように座布団を巻き付け、あちこちに緩衝材になる物をくくり付け、ガードになる物を置いていました。
イボの変化の写真です。苦手な方は見ない方がよいかも...。または高速スクロールでスルーしてください。
右に傾いているせいか横になって寝る時も、右側が下の方が落ち着くようで、
右寄りにあるイボに圧がかかってしまう悪循環。
右つながりの影響なのか、右の目は涙が出て赤くなり、右の耳の中が汚れるようになりました。
患部を、これ以上傷つけないように保護する為のガーゼ。それを包帯で固定するのですが、なかなか難しいイボの場所。少し動くと、ガーゼや包帯がズレてしまい目にかかってしまいます。
前後でバランス良く、引っ張り気味で調整するのが良いのだけど、キツイとイボに圧がかかるし、緩いとすぐにズレてイボの保護にならないし ...。
帽子も包帯も、煩わしいし、イボの根元に圧をかけてみたらどうかと、ガーゼと輪ゴムで留めています。
イボの表面は、乾かないように保湿するのが良いだろうとヴァセリンを塗ったり、
オロナイン軟膏もいいらしいとか、他の塗り薬も成分を調べて試したり... 。
それでも分泌物が乾いて、ガーゼが患部に張り付いてしまい、交換時に患部を少し傷つけてしまったり ...。
いやいや、もしかしたら表面は乾かした方が良いのかもと思って、ガーゼを外してみたり ...。
ネットで調べてみたら、多分、薫風の腫瘤は、いわゆる “肉芽腫 ” というものらしい。
“ イボ ” と呼ぶのは相応しくないのだけど、私たちは簡単な言葉で “ イボ ”と言っていました。
イボが、少しでも小さくなる効果があるというものは、何でも試してみたい。
イボ取り地蔵も全国各地にあるようで、近い場所を探したけど、やっぱり本人( 本犬 )を連れて行かないと効果がないみたい。やっぱりそれはチョット無理。薫風の負担が大きいもの。
ハトムギ茶や、梅エキス、漢方薬やサプリメントのヨクイニンも、フードに混ぜて試してみました。
民間療法の、糸で縛るなんていうのもやってみるけど、怖くてキツく結べない。
あ〜、「こぶ取り爺さん」のお話に出てくる鬼は、どこにいるんだろう?
ウチに来てくれないだろうか?
と、本気で思いました。
薫風のイボをどうにかしてあげたくて、「 調べて、試して」の繰り返しでした。
イボ、腫瘤、腫瘍 ...。
どう対処したら良いのだろうか...。
毎日が闘いのようでした。