2024.08.24@Guwahati🇮🇳


昔は両親と3人暮らしていたというサンドの家は広々としており、居心地が良かった。「自宅のように寛いでくれていいよ」と彼が言うが早いかパンツ一丁でソファに寝そべっていた。二軒目にして早くもプロフェッショナルカウチサーファーの風格を醸し出している。これも日本でのニート期間の賜物であろう。


前日ダン(前のホスト)がGuwahatiの目ぼしい観光スポットには連れて行ってくれていたので、正直もう見るところはなさそうではあった。が、サンドは僕を泊まるために普段住んでいる別宅からはるばる8時間電車に揺られてGuwahatiの自宅まで帰ってきてくれていたので、2泊くらいは一緒にいたかった。


暑さがマシになる夕方までは2人でダラダラ過ごした後、近くの文化博物館的なものを訪れた。普段は博物館なんかに行っても「ほえー」と物知り顔をしながら展示物の前をウォーキングし、15分もすればビール飲みたい以外の感情を失う性質なのだが、サンドのガイドっぷりは凄まじかった。展示されているありとあらゆるモノについて詳細な説明を加えていく。展示品よりも彼のガイドっぷりに圧倒されながら気付けば2、3時間は経っていた。途中からそんなことはいいからビールを飲ませてくれ…と思っていたことはここだけの秘密である。


そんなアカデミックな時間を過ごした後は、アッサム地方名物のBlue Teaをたしなみ、市場で野菜と魚を購入し、お手製のフィッシュカレーを頂いた。これがまた激ウマであった。出発前心配していた腹イタとは今のところ無縁な生活で、5日目にして意外とインドイージーやんと思い始めていた。