赤く染まった10年… | ジュンス야〜(•ө•)♡くもゆ

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赤毛の吸血鬼、キム·ジュンスが帰ってきた。

6日、シャロッテシアターではフランク·ワイルドホーンのミュージカル <ドラキュラ> の5番目のシーズンが幕を上げた。

10年間、5シーズンを「吸血鬼」として生きてきた俳優キム·ジュンスに会い、その感想を聞いた。

キム·ジュンスは10年間ドラキュラを演じると髪を赤く染め、魔性の魅力でファンの首を噛み、心臓を奪っている。


■戻ってきた感想からお願いします。

<ドラキュラ> が10周年です。
一つの作品がこのように長い間舞台に上がるというのは珍しいことなんですよ。
とても感謝しています。
2年に1度のペースで上演できたのはそれだけ観客から愛されたということです。
初演から今まで愛され続けてきたことに感謝しています。
欠かさず全ての瞬間を共に過ごしたことが胸がいっぱいで自負心を感じています。
俳優として光栄だと思います。


■5番目のドラキュラはどうですか。

2回公演しました。
リハーサルの時に、舞台が本当によくできていると思いました。
こんなに大きなスケールの作品だったなんて。

多くの作品を観てきましたが、こんなにとんでもないスケールだったのかと思いました。
公演をしながら観客の方の歓声を聞くと更に力が湧きました。
今まで主演俳優としてタイトルロールをたくさんしてきましたが、<ドラキュラ> はどんな公演よりも気を遣うことが多い作品です。
本当に負担にもなるし、体力的に大変な作品です。
最高の難易度を持った作品だということを改めて感じました。


■<ドラキュラ> のどんな点が俳優にとって難しい挑戦なんですか。

ただの人間なら自然に行動すればいいのですが、彼は吸血鬼です。
公演を見る観客に、僕が人間ではなく吸血鬼だという事実を納得させなければなりません。 
そのため、話し方や歩き方一つ一つに全て気を遣わなければなりません。
ナンバーも難易度が高いです。
衣装も瞬間的に変えなければならないことがあります。
他の作品と比べて相対的に気にすることが多く、ナンバーも多いです。
ビジュアル的に管理しなければならないことも多いです。


■ビジュアル的について教えて下さい。

体重管理に気をつけています。
死なずに400歳まで生きてきた老人から若い役まですべて表現しなければなりません。 
じっと立っている姿勢にもディテールに違いがあります。
ある意味現実にはあり得ない恋の物語です。
400年前に愛する人を亡くし、ドラキュラになって死ぬこともできない。
そうやって生きているところに、ミナという人物が現れます。
そんなミナと観客を納得させなければなりません。
ストーリーが理解できるように。

ドラキュラは感情の起伏が激しいのです。
怒り狂ったかと思えば、一瞬にして限りなく崩れることもあります。
泣きながらナンバーを歌わなければなりません。
直前のシーンで感情が激しくなります。
そのように感情の起伏があるので、俳優としてスイッチのオンオフをうまくしなければならないんです。


■キム·ジュンス、ドラキュラと言えば赤いヘアスタイルがシグネチャーです。どうやって赤に染めようとしたのですか。

本当にありがたいことに愛され、10周年になる今までこうしていますが、僕がなぜそうしたのだろうか、という気もします。
これを維持するのが大変なんです。
1週間に1回染めなければならないので日常生活が大変です。
家を出ると恥ずかしい時もあるんです。
エレベーターに乗る時、子供たちが驚いたりしたり。枕や布団が赤く染まってしまうこともあります。

確かに、今回の10周年公演は最後の赤いドラキュラだと言えると思います。
今回は染めないつもりでしたが、ODから今回の10周年公演で有終の美を飾ろうと言われて。

最初は若気の至りでした。
練習の時「Fresh Blood」を歌うシーンで、ジョナサンの血を吸う場面がもっと劇的に見えたらと思ったんです。
原作や他の作品ではそのようなドラキュラはいないのですが、違った形で見せたかったのです。 
もちろん血を吸うシーンは見せませんが、フードを脱いだ時に白髪の老人が変わるシーンです。
400歳の老人が若い人間の血を飲むと若返るのです。
曲がった老人の姿が変わるのです。
全身に若い血が回るのを赤髪で見せた方がいいのではないだろうか。

最初は製作会社でも快く思ってはいませんでした。
ありがたくも反応が良かったんです。
他の国でも赤髪を考えるんだそうです。
フランク·ワイルドホーンが言うにはジュンスの赤髪とともに、もうドラキュラの演技も若い俳優ができるということを見せてくれたと。

以前はドラキュラは4~50代の俳優だけの役だという認識があったそうです。
僕のせいでそんな変化があるなんて胸がいっぱいで、ありがたいです。
僕も初めてオファーを受けた時、「僕がこれをですか?」という疑問がありました。<エリザベート> のトートで似たような作業をしましたし、自由を与えればできると思いました。良い反応を得て嬉しかったです。


■赤髪の人気がこんなに長く続くと予想していましたか。

こんなに長く続くとは思いませんでした。
初めての試みでしたから。
観客がどう受け止めてくれるか気になりました。
インパクトが強かったようです。
髪の僕の演技を見ることはできませんから。

観客からで見たらどうだろうかと想像してみたけれど、最初は皆に反対されました。
会社の人達にも止められました。
あえてそうする必要があるのかと。
悪手をする必要があるのか、そんなことしなくても初演なので基本はできるだろうと見たんです。

なのでまず1、2回だけやりたいと言いました。
初公演が終わってスタッフと会社の職員たちが皆、いい選択だったと言ってくれました。
ここまで愛されるとは思いませんでしたが本当に感謝しています。


■<ドラキュラ> が10年ぶり5度目のシーズンに戻ってきましたね。シーズンを重ねて変わったことがありますか。

俳優としての心構えはいつも同じです。 
再演、三連、続けるほどプレッシャーは大きくなります。
初演の時はこれが果たして良い作品になるのかという心配はありました。
比較する対象がないので。
僕の演技が正解になるかもしれないと思いました。

再演をする時は、僕の演技と他の人がしたドラキュラを見た方々がいるはずなので、もっとうまくやらなければならないと思いました。
アップグレードしなければなりませんから。
そのプレッシャーが大きいです。
公演を何十回、何百回やっても 「なんでそうしなかったんだろう?」と 思ってしまいます。
これは <ドラキュラ> の公演だけではありません。

2年の期間を経ても、「なんでそうしなかったんだろう?」と疑問に思います。
台本通りですが、その日の感情やコンディションによって異なります。
同じ感情表現ですが、ミュージカルは映画とは異なります。 
一瞬立ち止まる、その2秒か3秒かの間だけでもニュアンスと感情の違いを観客に与えることができます。

僕もそういう面白さを追求して、同じように観客に伝えたいです。
そんな感情を僕と観客が同じように感じた時の快感はすごいんです。


■毎シーズンの公演は少しずつ変化を与えながら観客の反応を得ていますね。

韓国初演の舞台自体が他の国と比べると創作と言ってもいいほど違います。
ナンバーも何曲か追加され、舞台も一変します。
斬新な4重ターンテーブルも初めて試みられました。
空から墓(棺)が降りてくる変化もありました。
最初は「She」のナンバーがありませんでした。
代わりにセリフで状況を説明するんです。

ミュージカルで音楽が与える力は本当に大きいのです。
ただ台詞で説明しても簡単には伝わらないだろう。
童話絵本を読むようにミナの前でドラキュラとエリザベスの話をするのです。
激情的な音楽とともに。

俳優としても「She」という曲がなければ、この公演どうなっていたのだろうかと思います。
韓国公演をきっかけに「She」が重要なナンバーとなりました。
観客を納得させ、物語をつなぐエネルギーになります。
そのシーンがないと悲しくありません。
「Loving You Keeps Me Alive」をどんなに悲しく歌っても。
その叙事が音楽と調和し、短い時間で夢中になるのです。

ヴァン·ヘルシングのナンバーである「LAST MAN STANDING」も新しく入った曲です。
ヴァン·ヘルシングがなぜドラキュラを捕えに行くのか伝える歌ですが、これがないと話にならないと思いました。
新しく作った作品だとして見なければなりません。そのような作業の現場に僕がいたという事実に胸がいっぱいです。

ドラキュラがミナに近づきながら、ある瞬間ミナを捨ててしまうのではないかという話がありました。
叙事を強化するために再演ではヴァン·ヘルシングとドラキュラの台詞で「It's Over」を再びリプライズして歌う場面が追加されます。
今考えてみれば、そのシーンが要らないわけがない。
その時、「Loving You Keeps Me Alive」を もう一度歌ってはどうか?と提案しました。
ピアノ伴奏で。


あなたは私の生きる理由
私を生かしてくれた初恋
長い年月さえ消せなかった愛..を。

ありがたくも僕の意見が受け入れられました。
僕の意見が作品の芯になり、一つのプレーヤーとして胸がいっぱいになります。
ドラキュラは大変な作品ですが、幸せに取り組むことができそうです。


■今回第5シーズンを迎え、見せたいものがありますか。

今までは人間ではないキャラクターを表現したくて歩き方やジェスチャー、少し不器用な表現方法に集中していたように思います。
ドラキュラは多血漢です。
急に沸き上がるように演技をします。
瞬間的に怒り思わず怒鳴りつけたりします。
そういうのは基本的に身につきました。

今度はそれに加え優しい姿を意識しました。
ミナに「ごめん」と謝る時、ドラキュラというものを隠し人間で表現するようもっと思いやりを持ち、優しく、穏やかに表現しようと思っています。

そうすれば、怒鳴りつける時と比べギャップをより大きく感じることができると思います。


■フランク·ワイルドホーン氏について。

「アメリカの兄」と呼んでいますが、今回調べてみたら父の年齢でした。
「アメリカパパ」と言うべきかなと言ったら嫌がっていました。

今回はミュージカルではなく、別に個人的に曲を書いてくださいました。
ありがたいことに、当社(パームツリーアイランド)所属のミュージカル俳優たちがキャロルを出します。
13日、デジタル音源が公開されるのです。 
ミュージカル俳優たちなので、Kポップの作曲家ではなくミュージカル作曲家の曲を受けたかったのです。
春から進めていました。
夏に会った時にお願いしたのですが、1週間で曲をくださいました。
アメリカのハワイに行くやいなや書いたとのことでした。

Kポップらしくなく、ミュージカル俳優が歌うからといってあまり難しくもなく、すぐ耳に入りやすい曲でした。
ディズニーらしさもありますし。
ピアノ伴奏で自作自演して録音したものでした。
あまり良くない歌の実力ですが、聞き心地が良かったです(笑)


■俳優のパク·ウンソクさんは今シーズン、ヴァン·ヘルシングを演じますね。

開幕してパク·ウンソク俳優と2度舞台に上がりました。 
とても良かったです。
彼もドラキュラ役をやったことがあるので、キャラクターは理解できると思います。
久しぶりに一緒に公演します。
その間演劇をやっておられたようです。歌がないのもお上手だなんて。


■ドラキュラやヴァンパイアが出る映画やドラマは好きですか。

好きです。
最近ネットフリックスにある「インビテーション」という作品を見ました。
視点が面白かったです。
最初、これは何の映画だろうと思って見たんです。
女性が百万長者の家に招待されるけれど、彼がドラキュラだったのです。
ドラキュラが限りなく悪役なんです。
少し変わった作品だったと思います。
これまでもドラキュラを扱った映画やドラマが多いけれど、愛に最も多く焦点をあてた作品がまさに僕たちの作品ではないかと思います。


■ドラキュラのように、若い頃に戻れるとしたら、どんな時代が一番懐かしいですか。

戻れるなら東方神起の時。
もちろん、そんな考えも半々あります。
当時、活動するのがとても大変でしたから。
十分に満喫できませんでした。

今はユーチューブがアーティストの活動領域をグローバルにしているようです。
こんなグローバルなシステムが機能している、そんな時代の東方神起になりたいです。
そのように活動している東方神起が知りたいと思います。


■「東方神起」の話が出たをしたついでに、歌手をしてミュージカル俳優に転身したのは神の一手だと思いますか。

こうなると思ってやったわけではありません。
ここまで長く続けられるとも思っていませんでした。
今考えてみれば災い転じて福となすということのようです。

もしその時、音楽番組に出続けることができたら、こんなにミュージカルをしただろうか?そうとは答えられないと思います。
その時、ミュージカルのオファーがきて、2回ほど断りました。
 <モーツァルト!> の「黄金星」を聴いて心が動き、「なぜ私を愛してくれないのですか」を歌いたいと思ったんです。
その作品をしながら愛をたくさん受けるようになりましたし、東方神起のファンにもたくさん会うことができました。
公演をしながら僕は多くの慰めを受けることができました。
ミュージカルというものが僕に残された最後の綱のようでした。
これをうまく掴みたいという気持ちが切実でした。
正直、オールインするしかありませんでした。 
それしかできることがありませんでしたから。
ミュージカルの方では、僕が放送に出れるようになれば、これ以上やらないのではないかと思っていたようですが、僕はすでにミュージカルをとても愛するようになっていました。

それ以来、ミュージカル俳優と呼ばれたいと思うようになったのです。
最初は自分の口でミュージカル俳優だと言うのが恥ずかしかったんです。
歌手として5~6年活動し、今はミュージカル俳優として13年です。
活動期間が倍を超えました。
ミュージカル俳優として恩返ししたいと思いました。

僕が(歌手として)賞というものをもらえるだろうか。
MAMAは行きたくても行けない。
ところが、ミュージカル授賞式に行き、賞ももらいました。
本当に感謝しています。
そんな気持ちでやっていてここまで来れたんだと思います。

最近はユーチューブや放送にたまに出ますが、大きく変わったことはありません。
太い綱とか関係なく、ミュージカルが大好きです。
それ自体が魅力的です。
最近は <レント> も見ましたし <ベン·ハー> も見ました。
観客としてミュージカルを愛しています。


■これまで出演した作品はほとんどが韓国初演作品です。そうした作品を選んだ理由はありますか。ブロードウェイ大作のオファーはありませんでしたか。

ファンの方と観客に感謝したいです。
初演ができるのは、ある程度チケットパワーを持つ必要があります。
作品は俳優を見て訪れることが多いですから。

世界的に愛された作品も良いですが、初演作品の魅力があります。
俳優としてあれこれ試すことができます。
既存の有名作品はすでに作られたものに従わなければならない点があります。
初演は俳優たちの意見が多く反映されることがあります。
決まった枠組みというものはありません。
それが負担になるかもしれませんが。 

<ウエストサイドストーリー>(22)以外は、すべて初演か創作でした。
<モーツァルト!> をやってみて有り難みを感じました。
その時から半分は創作劇、半分は初演劇で探そうと決めたんです。
役に立ちたかったのです。
大韓民国で作られたものが海外に出ることもできるだろうし。
当時はそういうこともありました。
代表が僕に機会をくださったのです。
ミュージカルをしながらたくさん学びました。

** キム·ジュンスは
モーツァルト!(10) 
エリザベート(12)
ディセンバー、終わらない歌(13)
ドラキュラ(14)
デスノート(15)
ドリアングレイ(16)
エクスカリバー(19)
に出演した **


■今シーズンも開幕するやいなや、多くのファンが集まり、熱狂的な反応を見せたそうですが。

初公演で驚きました。
初公演はそのような面があります。
僕のファンの方々がもっとたくさん集まったと思います。
コロナの時は拍手しかできなかったので。
これからは観客が歓声を上げることができます。 
(チョン)ドンソクにも大きな歓声が上がりました。


■今後の予定は。

今年もそうでしたし、これからもそうでしょう。
未来に対する目標はありません。
そんなものがあったら、ここまで来られなかったでしょう。
滑った時の失望感を知っているから。傷つけたくないのです。
未来を見ないからこそ、今すぐ目の前のことに没頭できると思うからです。

今のように会社の俳優たちと仲良く過ごしたいです。
自主コンサートもします。
やってみたいことは全部します。

問題は来年です。
俳優たちの作品スケジュールがぎっしり詰まっています。
流れるままに安住せず、無事に俳優として歌手としてやっていきたいです。
よろしくおねがいします。


キム·ジュンス、キム·ソヒョン、チョン·ソナ、ソン·ジュノ、チン·テファ、ソ·ギョンス、ヤン·ソユン、ファームツリーアイランド所属ミュージカル俳優7人が皆参加した2023クリスマスキャロル「MY CHRISTMAS WISH」の音源とミュージックビデオは今日13日(水)午後6時、各種音源サイトを通じて公開される。 

キム·ジュンスと共にチョン·ドンソク、シン·ソンロクがドラキュラとして出演するミュージカル <ドラキュラ> は来年3月3日までシャルロッテシアターで公演される。