―≪3・11から8年クモスケ被災地流浪の旅日記≫―2 | 世直し「クモスケ」のブログ

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【2011年3月11日午後2時46分】

 

その日、オイラは医者から癌だと告知されたため、これで人生終わりだな、と愕然とし、頭の中が真っ白な状態で手術日の予約を済ませてから帰宅した

 

午後246分過ぎ、オイラは自宅近くのコインランドリーで、うなだれながら大型乾燥機から乾いた洗濯物を取り出そうとしていた。すると、大型乾燥機が急激に目前に迫ってきたので、(やぶ医者め、ここまで病状が悪化していたのか)と、癌が原因でその場に倒れてしまうのでは、と不安が過った

 

しかし、それにしては様子がおかしいな、と、すぐに異変に気づく。コインランドリー内に置かれていた複数の乾燥機ばかりでなく、建物全体がもの凄い音をたてて揺れてきたからだ。次第に地面が突き上るように長く揺れて外の電柱も大きく左右に動きだし、近隣の住民は悲鳴を上げながら家の中から飛び出してきた(とうとう、駿河湾沖の東海巨大地震が発生したのか)。恐ろしくなったオイラは、コインランドリ―の駐車場に停めてあった自家用車の中に慌てて避難すると、すぐにラジオのスイッチをオンにした

 

ラジオからは、なかなか正確な情報が流れてこなかった。震源地が気になったオイラが苛立ち始めた頃、なんと、宮城県沖が震源地だと報じられ、一瞬、耳を疑ってしまった。当時、オイラは東京都内八王子市に居住していたため、てっきり駿河湾沖が震源地だと勘違いしたのだ。それほど大きな揺れだった

 

すぐに石巻市内に住む親族が心配になり携帯で連絡したが全く通話不能な状態が続いていた。海沿いに立地する石巻市といえば、即、『津波被害』を危惧したからだ。しかし、それは想像を遥かに超える巨大津波だった……

 

(画像提供:石巻市復興まちづくり情報交流館)        (画像:時事通信社)


     

 

(画像提供:石巻市復興まちづくり情報交流館)          

「世界的な大火災がおこる前に、大洪水がおこるであろう。それによって水におおわれない国は少ないであろう。このことは長く続くであろう。洪水によって特定の人種、特定の地方を除いて、すべて危機にさらされるだろう」

(1555年3月1日サロンにて 「諸世紀」著者ミカエル・ノストラダムス)

 

イエスがオリーブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとに来て言った。「世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう」

そこで、イエスは彼らに答えて言われた。

「戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけてあわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。民族は民族に、国は国に対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります」

(聖書:マタイの福音書第24章3節)

今から500年以上も前の過去の時代に、フランスに住んでいた人物が予言した恐ろしい出来事が現実化してしまった。ただの虚言・偶然として一笑に付すか、それとも聖書に記述してある預言と同様に終末への序曲として捉えていいのだろうか

 

ここ最近、環太平洋火山帯が活発化し、その周辺国や日本列島の各地などでは大中規模の地震が頻発している。近年危惧されている「南海トラフ巨大地震」や「首都直下型大地震」がいつ発生してもおかしくない状況だという。国は311を教訓として最悪な事態に備え、防災体制を見直し、大規模な被災者の救援施策などについて早急に着手すべきだぜ