姉と二人で施設に居る母の面会に行って来ました。





“一時期おかしかったが、戻って来た” と言われた母の様子を確認するのと、施設から持って来て欲しいと頼まれた物もあったので。





前回、約2週間前の面会時は、便秘中の母が下剤を服用した後だったので、お腹を痛がったりトイレを往復していて、ゆっくり団欒できませんでした。






<前回の面会の様子>











今回の母の様子は…

部屋へ入って行くと、ベッドに座っていた母は私たちを見るや驚いた表情。横に座り軽くハグをすると『私に内緒で来るなんて…ひどい…』とポロポロと泣き出してしまって、思わず私もウルウル。






言葉や動作は相変わらず緩慢で、足元はおぼつかない。私たちの顔は分かるけど、名前は思い出したり忘れたり。






部屋の中を見渡すと、新聞・タオル・衣類などで散らかってる。職員さんが片付けても母がすぐに引っ張り出すので、イタチごっこが続いてるらしい。母は在宅の時からそうだったので、相変わらずな様子に私としては安堵(笑)






今回は、追加で持って来た衣類を収納したかったので、既存の衣類の整理整頓から始めました。前回の面会時と同様、引き出しの中はグチャグチャ。一旦全部出して、分類別に畳んで収納。






中には汚れてカピカピ状態のタオルと下着が1〜2枚出て来たので、コッソリ持ち帰り洗濯する事に。(施設でも洗濯してくれますが、汚れ物が見つかったと差し出せば、職員さんのお仕事の粗探しをしてると思われそうなので。少量だったしね。)






母に近況を尋ねると『仕事してたわよ』と一言。このグループホームで働いていると思ってるのかな?ショートステイを利用していた時から、元ケアマネとして働いてるテイだったので、その記憶が残っているのかも知れません。






母が思い込んでる状況をそのまま利用させてもらい、ママが泊まり込みで仕事してるから、必要な着替えを持って来たよ〜と新しい衣類をパイプハンガーに掛けておきました。新しい洋服を気に入ってくれると良いんだけど…。






続けて、今何を食べたいか尋ねると、『熱い板の上でじゅうじゅう焼くヤツが食べたい。』と母。それってもしかして焼肉のこと?『そうそれ。焼肉食べたい。』と食欲はありそうで何より(喜)。ママの誕生日に外食しようね。と約束しました。






ズボンがブカブカだから着替えたいと言うので、お着替えを手伝ったのですが…なんとズボンの下がスッポンポンだった!ヒーーーッ!しかもそのズボンが他の入居者の方の物!ヒーーーッ!






他にも母の物ではない衣類が数着見つかったので職員さんに返却いたしました。どうやら母が洗濯物を干したり畳んでいる側から部屋に持って行くみたいです…。






そんなこんなで、滞在時間は約50分ほど。あっという間でした。





帰り道に、姉と話したのは、母がどんどん衰えて行くのはショックだしつらいけど、最後まで私たち二人で見守ってあげようね。ということ。姉なりに頑張って受け止めてくれています。心の負担になり過ぎないように、姉のこともサポートして行きます。










次回の面会時にしてあげたい事



足の爪切り

手の爪は職員さんが切ってくれてるようだけど、足の爪が伸びていたので。



耳そうじ

耳の穴に耳垢が溜まっていたので。



歯磨きと舌磨き

しっかりと歯磨きが出来てない。職員さんからも以前指摘されたので、訪問歯科の口腔洗浄をお願いしてるけど、月2回だけなので面会時にしてあげたい。



お布団シーツ交換

交換用シーツを施設に預けてないので、面会時に交換してあげたい。



リップクリームを塗る

唇がガサガサだったので。



ギューッと抱きしめてママ大好きだよと伝える

色々な事が出来なくなって、色々なことを忘れて行くけれど、それでも自分は愛されてる大切な存在だと記憶していて欲しい。






あの時、もっとしておけば良かった…。と、後悔したくないです。