母の施設へ面会予約の電話をした時に、電話対応して下さった職員Mさんに母の様子に変わりはないか尋ねたところ…
「一時期おかしかったですが、戻ってきました」と教えて下さいました。
え?
Σ(´⊙ω⊙`ノ)ノ
私としては「 母に変わりはないですか?」と尋ねたら、「ええ、変わりありませんよ^^ 」と返ってくるものだと勝手に思い込んでいたので。想定外の返答に動揺してしまいました。
おかしかった?だけど戻ってきた?それってどういう事なの?突っ込んで聞くべきか…でも知りたくないような…。少し迷いましたが、すぐ面会に行くので その時に確認しよう!緊急時は連絡が来るはず。と、敢えて詳しい話は聞かずに電話を終えました。
一日中 胸の奥がザワザワしながら過ごした同じ日の夜、7時過ぎに施設から電話連絡が!午前中に話を聞いて以来、連絡が来そうな予感がしていました。
連絡を下さったのは、フロア責任者のSさん。「お母さんの認知症が進行してるので、訪問医に薬を変えてもらうのはどうですか?」との提案でした。
職員Mさんから言われた “一時期おかしかった” との言葉を思い出し、胸の奥がギュウッと押し潰されるような感覚になりました。
母の様子を尋ねると…
上半身に着る服をズボンとして履いたり、カットソーを腹巻きの様にお腹に巻いたり。朝一緒に洋服を選んでも1日7回ほど着替えたり。
おトイレもあちこちにする状態で着替えが間に合わない。先日はうがい用のコップに大きいのをしていたので、コップを処分させてもらった。との事。
痛恨の一撃
グフッ _:(´ཀ`」 ∠):
一口に薬を変えると言っても、私にとってはかなり怖い冒険。母が施設に入る前、認知症状が悪化して精神科へ医療保護入院した時期があります。その原因は、ちょうど飲み始めていたメマリーが合わなかったのではないか?と、私の中で疑惑が残っているからです。
入院する時は、拒食・拒薬・暴力などで人相顔つきも変わり痩せこけていましたが、その後1ヶ月の入院中にお薬を変えてからは穏やかな母になりました。
Sさんも「薬が合わなくて悪化する可能性があるので、家族さんによっては薬を変えるのを嫌がる方もいます。」と率直な意見。「でも、このままではお母さんもしんどいのではないでしょうか?」とも。
確かに、お薬が合わずに悪化した(と思っている)けれど、反対に、違うお薬によって再び母が穏やかになったのも事実。お薬さえ合えば、母はもう少し混乱から抜け出して、ラクに過ごせるかも知れない。その可能性があるのに何もせず後悔したくない。
悶絶した挙句、お薬を変更してもらう事を了承しました。私の判断が吉と出るか凶と出るか…。
施設から頼まれた衣類などを持って、姉と面会に行ってきます。