母の認知症の進行に伴い、母と暮らしていた姉(知的障害アリ)のグループホームを探し始めました。姉は53歳なので介護保険ではなく、
障害者福祉サービスでの施設探しです。








<過去に見学した所>











2件目






2件目の見学は急遽決まりました。姉の作業所がお休みの日に「急ですけど明日13時半の見学来られますか?」と、わざわざ相談員さんから電話を頂き、二つ返事で見学を決めました。





こちらのグループホームは、実家から徒歩20分ほどの場所。いつも私が散歩したりウォーキングする川の対岸側を上流に行った静かな住宅街にありました。





1件目に見学したビルディングタイプとは違い、普通の戸建て住宅をリフォームした小さなグループホーム。





1階に2部屋、2階に2部屋の4人でトイレ・お風呂・洗濯機を共用します。水回りはキレイにリフォームされていて、居室にはベット、テーブル、テレビ、冷蔵庫が完備されていて、後は細々した物だけ用意すれば大丈夫そう。





すでに2名の方が入居されていて、残るは2部屋。姉は目が悪いのと、階段の上り下りが苦手なので、もしも入居できるなら1階の部屋が良いかもな…と。妄想。





世話人さんの配置を聞いてみると…、朝6〜10時:朝食作りや掃除、夕16〜19時:夕食作り、夜22〜翌朝5時:宿直。(朝10〜夕16時の日中と、夜19〜22時の間は世話人さんは居ない)。ま、姉は朝〜夕方まで作業所に行くし、夜は夜で寝るのが早いから、問題ないと思う。





姉の家族としてより具体的な内容をじっくりと質問できましたし、姉も頑張って質問していたので、お互いに “ここで暮らすなら…” と想像できる現実的な施設でした。





ただ、不安点が全く無いと言えば嘘になります。姉は他人様と暮らす経験があまり無く、マイペースなので。昔、グループホームで生活していましたが、そこはマンション1棟を借り上げていた施設だったので、ほぼ独立していたので、今回のような小さな家に共同生活はほぼ初めて。





さらに、姉はこだわりが強く、洗濯の仕方、お風呂に入るタイミング、ご飯の時のお茶碗やおかずのお皿を置く位置etc が独特なのです。特に洗濯については、毎日何度も何度も洗濯機を回すので…(汗)





このようなこだわりは、多かれ少なかれ私にも誰にでもあることですが、それをどこまで姉が譲歩できるのか?そうすることで、ストレスを感じるのではないか?と心配です。





姉のような知的障害の方が共同で生活するグループホームだと思っていたのですが、こちらに既に入居されている方は、同じ障害者福祉サービスの中でも、身体の方と精神の方だと聞かされました。知的障害の方は居ないとの事なので、姉の事を理解して下さるだろうか?とも。





不安なことばかりでは無く、良い点もありました!①費用は姉の年金+数千円と持続可能な範囲。②世話人さん手作りの食事が彩り豊かで美味しそう!(写真を見せてもらいました)。③一番不安な深夜帯に世話人さんが宿直している。④事前申請すれば外泊自由なので、週末は自宅で過ごすことが出来る。⑤作業所までのバス便が乗り換え無しで行ける(今はバスを乗り換えている)。





そんなこんなで、家族の立場としては姉に是非挑戦してもらいたい。いざ挑戦して合わなかったり、ダメだったら、他の道を考えれば良い。姉にそう伝えると、姉も週末実家に帰れるのは嬉しいみたいなので、前向きです。





だけど現在、体験入居の先約がすでに入っていて、その方が契約すると埋まってしまうとの事。その方が契約に至らなかった場合のみ、姉の体験入居→契約に進めるそうです。





グループホームの担当者さんいはく、障害者用のグループホームは受け皿が少なく、特に女性は入居希望が多いので、競争率は高いとのお話でした。





むむむ。