後日、私はY美とファミレスにいた
私「それで、友達がさぁ」
Y美「・・・」
私「で、ボコボコにしちゃったわけよ」
Y美「・・・」
いかんせん話がかみ合わない(/_;)
Y美にしても、偏差値55くらいの私立高校だが、そんなに勉強ができるわけでないらしい
食事の後、私たちはゲーセンに向かった、プリクラを撮るためだった
私「これが、Y美可愛いっしょ!」
女友達「うんうん、いいんじゃない」
この子は、私の初恋の人でクラスの女友達だ
色々あり、話さない時期もあったが、今は友達として良好な関係だった(私はふられたのだがw)
高2の秋頃、私は荒れていた
そう、人生で一番荒れていたのはこの頃だったかもしれない
とある日、私は学校で停学処分をくらってしまった
バイクに乗っているのがバレたからだ、免許証も取り上げられ私はやり場のない怒りを噛みしめていた
法的に認められている免許証なのに、なぜ取り上げられなければいけないんだ!
課題を山ほど出され(一年分の宿題といった感じw)
荷物を一旦整理しないといけないらしい、私は先生からゴミ袋をもらうと、机の中やロッカーの中のモノを乱暴にほうりこんだ
私「ちくしょおおおおー!」
私はロッカーをぶん殴って、自分の机をおもいっきり蹴飛ばした
女友達「辞めちゃうの・・・?」
私「バイクで捕まって、わからんもう来ないかも
その時、女友達は不思議と悲しそうな顔をしていた
なんでだろう・・・
些細な事で、喧嘩して口も聞いていなかったが、まさかむこうから話かけてきて
演技でなく心配してるみたいだ・・・
こういう類いの女性の優しさってのは、男性にはないモノがあると思う
そして、私はソレに弱かったりする(^^;)
場面は戻り、Y美との二回目のデートだ
私「話がかみ合わないんだ」
後輩「協力します!」
今回は、後輩に協力してもらい2対2で遊ぶことになった
ファミレスで話をして、普通にバイバイした(進展や手応えはなかった)
私「Y美は少し変わってないか?」
後輩「・・・」
三回目、今回も後輩に協力してもらい、後輩の彼女の家で皆で遊ぶことになった
後輩「ちょっと、外に行ってきます」
後輩達は、私に気を使い部屋には、私とY美だけになった
私「俺ってどうかな?Y美にとって、男として見れないか?」
Y美「・・・」
これだけ後輩のバックアップもあって、「そういう」雰囲気になりそうなモノだが・・・
私がふがいないのもあり、これといった感触を得ることができないでいた
Y美「元彼が・・・」
Y美の周辺もやはりゴタゴタしていて、元彼が二人いて両方から寄りを戻そうと言われてるらしい
私「でも、勝手な奴なんだろ?」
Y美「はい・・・」
一人目は、バイクで事故ってY美を怪我させてしまった
二人目は、浮気性で何日も連絡がとれなくなるらしい
狭い空間に、二人きりということもありその日は、いつもと違った雰囲気だった・・・
私「元彼に、まだ気があるみたいだ・・・」
後輩「そうみたいですね、先輩のこともいい人と言ってますが」
いい人かぁ・・・(>_<)
電話をすれば出てくれるし、遊んでもくれる
だが、私が話下手なのもあるが会話があまりかみ合わない(/_;)
k「俺に電話貸してみろ」
親友のkが、Y美と話してみたいらしい
私「どうだった?」
k「ちょっと変わってるな・・・」
説明するのが難しいが、Y美は天然といった感じであった
んー、プラス無口かな(^^;)
四回目、一向に話は進展せず、私にとっては排水の陣だった
後輩「Y美が祭りに行くそうです」
都合よく私も、友達と祭りに参加していた
私「元気?」
Y美「はい」
私「元彼とは連絡とってるの?」
Y美「・・・」
四回目にしても、これと言った感触を得ることができなかった・・・
後日、私はY美に告白した
ふられはしなかったものの、OKでもないよくわからないまま、うやむやになった
私は自分から身を引いた・・・
その後、Y美は元彼と寄りを戻したらしい
あははははは(/_;)
初恋の人、茶葉の子、彩、Y美
事実上の4連敗と相成った