今月から、教室だよりをこちらのブログに移行します。
よろしくお願いいたします。
夏休み明けから9月10月と、怒涛のような2ヶ月でした。
前代未聞の猛暑となった夏休み、終わらない残暑。
そして、急に来た秋。
運動会の練習もあり、インフルエンザの流行もあり。
小学校は半分学級閉鎖になった時期もあり、運動会も2回延期。
教室を一休みしたいというお声がけも少数ながらありました。
体調的にも精神的にも参ってしまっている生徒さんが本当に多いなと思います。
教室に来ては「くもんやめたい」「早く帰りたい」。
ご家庭でも「宿題やらない」「行きたくない」。
そんなことを延々言われても、ぶれずに教室に通わせ続けてくださる保護者の皆様。
本当にありがとうございます。
何度も何度も、教室だよりでも面談でものブログでも言っていますが。
とにかく、継続することが一番大事です。
継続するっていうのは大変なことです。
継続するっていうのは「今日だけでも」「今日は」「今」、「公文をやる」「公文に行く」っていう一日一日の決断と行動の積み重ねなんです。
一昨日からサボっちゃってる、昨日はできなかった、今日ももう風呂に入る時間なのに宿題やってない。
いいんです。それでも。
それでも、しかたない、今から今日の分だけやろう。
そう思ってくれれば。
明日のことは明日また考えてください。
明日サボっちゃっても、明後日また考えたらいいんです。
そうやって、継続するんです。
先日、たまたま取引先の方が先輩ママさんで、公文の経験者のお子さんの話を聞きました。
保育園から5年生までは公文の算数と国語をやっていて、2学年くらい先の学習をしていたのだけど、反抗期になって
「なんで公文やらなきゃいけないんだよ」「もうやらない」「あほくさい」
みたいなことを毎日いうようになったので、とうとう堪忍袋の緒が切れて辞めさせてしまって。
中1までは数学は公文の貯金があったので得意科目だったのが、今、中3になって苦手科目になってしまっているそうで。
あのとき短気を起こして辞めさせなければ。
せめて教室に通ってる日だけでも公文をやっていれば。
一緒に公文に通っていたお友達は今も続けていて。
順風満帆ということではなくても、まあまあ勉強は苦手じゃないんだそうで。
辞めずに続けていれば、いまごろは公文では高校数学をやっていたはずなのに、もったいないことをした、と。
いまさらになって、相変わらず反抗期のお子さんからは
「なんで公文辞めさせたんだ」「算数だけでも続けさせてくれればよかったのに」「なんなら英語もやってればよかったのに」
なんていわれることもあるそうです。
それはちょっと理不尽ですよね、と思いますが。
公文に通った人生、公文を続けた人生。
公文に行かなかった人生。
中途半端なところでやめてしまった人生。
それだけですべてが決まるわけじゃないです。
でもやっぱり私は、公文のある人生をすべてのお子さんに提供したいと思っています。
くもんに通ってるだけで、算数や国語や英語が「苦手じゃない科目」になる。
これは、本当に人生において大きなことです。
くもんの算数が苦手、くもんの国語が大変、くもんの英語が嫌い。
もちろんそういう生徒さんはいると思います。うちにもいます。
あるそういう感じの生徒さんが、2ヶ月くらい前だったでしょうか。
ふとした時に
「くもんの算数辞めたい、くもんの算数は嫌い。でも学校の算数は好きなんだよ」
って言ったんです。
「学校の算数は好きなんだね。学校の算数はくもんより楽しい?」
って聞いちゃいました。
「だって、学校の算数は簡単だもん」
いや。
どう言えばいいのか。
この気持ち。
やっててよかった、公文式。
どんなもんだい、公文式。
心のなかでは、そう思いましたけど。
「そうだよね、ごめんね。くもんの算数は難しいもんね。毎日頑張ってくれてありがとう。やめるかどうかはお母さんお父さんと相談してね」
そういいました。
今のところ、まだ辞めずに通ってくれています。
その子がやってるのは、学校の1.5年先くらい。
くもん全体の中では、決して早い方ではない。
決して、すごく優秀な方の生徒さんではない。
でも、学校の算数は「好き」なんですって。
多分「楽しい」と思ってやってるんでしょう。
こんな嬉しいこと、ありますか。
論語に曰く
「之を知る者は之を好む者に如かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず」
真面目に学習をするだけの人は、学習が好きな人にかなわない。学習が好きな人は、学習を楽しむ人にかなわない。
そういう意味です。
くもん、最強じゃないですか。
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今月もよろしくお願いいたします。


