年長さんでも、小学校低学年でも、高学年でも。

 

「今日の公文はもうやったの?」

 

「やったよ」

 

というのを信じてると、ある日?指導者から

 

「最近〇〇さんが宿題やって来てないんですが、、、」

 

という連絡をもらってびっくり、という経験。

 

みんなあるんじゃないですか。

 

 

 

まあ、みんな、は言い過ぎか。

 

うちはあります。

 

うちの場合は、私が指導者なので、ちょっと違うけど。

 

毎日毎日、くもんやった?やった!というやりとりをしててあんまり疑問を持って無くて。

 

日々、生徒さんたちの採点に紛れて自分の子供の採点もやってるので、結構2−3週間、宿題やってないの気づいて無くて。

 

ある日、おや?娘、全然進んでないぞ?と気がついた、という。

 

はい。

 

まあ、不注意というか、間抜けというか、無様というか。

 

えーと、なんていうんだっけ。

 

紺屋の白袴、医者の不養生。

 

あ、どうでもいいけど「こうやのしろばかま」ね。

 

まあ「こんやのしらばかま」とかでもいいっちゃいいんだろうけど。

 

せっかくなんで覚えて帰ってくださいね。

 

 

 

閑話休題。

 

これをね、私に言われて。

 

これっていうのは、お子さんが最近宿題をやってませんよっていうことですね。

 

毎日宿題やったって言われてたのに、子供に嘘をつかれてた、って。

 

結構ショックを受けてしまったお母さんがいたのです。

 

なんでこんな悪い子に、的な。

 

うーん。

 

 

 

まあ、ね。

 

嘘なんですよ。

 

確かに。

 

でも、なんというか。

 

特に、小学校低学年くらいだとね。

 

「やりたくない」

 

っていうことなわけ。

 

あ、納得してもらえない人は、納得してくれなくていいですよ。

 

続けます。

 

「やりたくない」

 

って言いたいんだけど、そういうと怒られるから

 

「やった」

 

って言ってみたんだよ。

 

嘘をついた、っていうほど大げさなことじゃないの。

 

姑息な言葉が口をついて出ただけ。

 

あ、姑息というのはずるいとか卑怯という意味ではなく、その場逃れの、という意味ですね。

 

念の為。

 

うそつきなった(ドーン)

 

というような受け止め方は、してほしくないかなぁ。

 

 

 

そもそも私も含めて、保護者は理解しなきゃいけないと思うんだけど。

 

公文をやらなきゃいけない、というのが嘘

 

なんだ。

 

くもんの先生としては問題発言だと思いますか?

 

まあ、いいです。

 

続けます。

 

人を殺しちゃいけない。

 

ものを盗っちゃいけない。

 

ひとの悪口言っちゃいけない。

 

これは本当。

 

公文をやらなきゃいけない。

 

これは嘘。

 

私はあなたに毎日公文をやってほしい

 

これが本当。

 

いや、

 

「うちでは子供と公文を毎日やるって約束したんで、約束は守らなきゃいけないから公文はやらなきゃいけないんです」

 

っていう人もいると思う。

 

気持ちはわかるけど、判断能力のない子供に、何かしら交換条件とか、あるいは誘導とかを使って約束させるっていうのは、まあ、躾の手段としては使ってもいいけど、本質的には約束じゃない。

 

それは親が押し付けただけ。

 

子供はSwitchを買ってもらえるとかディズニーに行けるとか、気に入らない習い事を辞められるとか、あるいは仲の良いお友達が行って楽しそうにしてる公文教室に行かせてもらえるとか、そいういうえさに引っかかって

 

「毎日公文をやります!」

 

って口走っただけなんだ。

 

それは約束とは違うものだと思ってほしい。

 


 

 

だから

 

「公文を毎日やらなければならない」

 

という親がついた嘘に

 

「やった」

 

というごまかしで返してきてるだけで、

 

そもそも

 

「毎日やらなければならない義務が子供にはあるのだ」

 

という嘘のほうが大きいので、

 

ね。

 

 

 

ということです。

 

「やった」

 

「じゃあ見せて」

 

「あ、今日はまだだったかも」

 

これも本当によく言われる言葉。

 

教室でも似たようなことを言う生徒がいる。

 

「ああん?(# ゚Д゚)」

 

って思ういますよね。

 

はい、深呼吸、。

 

6秒待って。

 

アンガーマネジメントね。

 

 

まあ、いいじゃん。

 

「やったっていうのは嘘だったのか問い詰めたい、小一時間問い詰めたい」

 

っていう気持ちはわかりますよ。

 

ぐっとこらえて

 

「じゃあ、すぐやって、終わったら見せてね」

 

これでいいでしょ。

 

大事なのは、今日宿題をやること。

 

明日もやること。

 

やったかどうか確認すればいい。

 

それで解決してる。

 

それ以上、なにかごちゃごちゃ言う必要はない。

 

 

 

「やった」

 

って言ったのにやってなかった。

 

ショックかも知れないけど。

 

子供とはそういうモノ。

 

というか、人間ってそういうもの。

 

ここから大事です。

 

試験に出ます。

 

「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」

 

これ、知ってますか。

 

有名なの。

 

教育者の言葉じゃない。

 

子供相手の言葉でもない。

 

旧日本軍連合艦隊司令長官、山本五十六閣下のありがたーいお言葉。

 

結構偉い人だから、この人が「動かじ」と言ってる人たちもまあまあ偉い人たちのはず。

 

ね。

 

まして、あなたの子供は、まだ子供でしょ。

 

しかたないんです。

 

それを「やった」を真に受けて放置していたのが悪い。

 

ちゃんと見てあげないと、

 

そして、褒めてあげないと、

 

やりません。

 

やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、ひとは動かじ。

 

大事なことなんで、もう一度言いました。

 

胸に刻んでください。

 

山本五十六です。

 

そういうことです。

 

 

 

あ、ちなみに、

 

私は何が何でも毎日宿題やったか確認して毎日やらせないのが悪い、

 

と言うつもりはないです。

 

夏休みだから、夏が暑くて秋になって疲れが出たから、運動会の練習が大変で。

 

とか。

 

色んな理由で宿題ができない時期もあれば、できない子もいるの。

 

それはしかたない。

 

私はそう思ってます。

 

その分、教室で頑張れるなら頑張ればいい。

 

無理なら、自分のペースで頑張ればいい。

 

でも、保護者の方が、そういう「自分のペース」みたいなのを望まないなら、状況は理解しておいていただいて、必要に応じてお子さんのことを自分で見て頂いたほうがいいから、一応状況はお伝えする。

 

それから、私としては、やってない理由がなにか病気とか家庭環境や生活の変化(学校でいじめられるようになったとか)とか、そういうことじゃないか確認したいから、最近宿題できてないみたいですね、なにか事情ありますか、って連絡することもある。

 

そこは誤解しないでください。

 

やらせてください、っていう意味ではないです。

 

まして、おたくのお子さんがダメ人間ですとか、そういうことを言いたいわけでもない。

 

まあ、宿題やったほうがいいけどね。

 

そこはご理解ください。

 

お願い致します。

 

 

 

 

さて。

 

ちょっと愚痴タイム。

 

 

 

 

今日は土曜日。

 

今週は大変だった。

 

普通に毎日仕事。

 

で、今日は今日とて、

 

朝ごはん作りーの、予防接種につれていきーの、ピアノ教室につれていきーの。

 

午後からは施設ぐらしの母に孫(うちの子達)をあわせるために往復3時間以上運転しーの。

 

夕食作りーの。

 

後片付けまでセットで。

 

もちろん生徒さんたちのKUMON CONNECTの採点も1時間くらいやって。

 

へとへとです。

 

 

 

明日は、公文ご入会の面談が2件、リモートで公文教室開設検討者の相談が1件。

 

それから、管理部門の統括?サポート?をさせてもらってる会社の社長がわざわざ私にあって相談したいことがあるっていうのでその打ち合わせが外で1件。

 

合間の時間でスポーツジムも予約済み。

 

 

 

今日も明日も、ほぼ平日。

 

なんだこりゃ。

 

来週も別に休みとかないし。

 

ある大手メーカーさんと、地方の鉄道会社からもそれぞれ短期で人事サポートの仕事の相談を受けてて、来週それらも打ち合わせがあるから、受けるにしても断るにしても打ち合わせの準備はしなきゃいけないし。

 

 

 

うーん。

 

風邪を引かないように頑張らなければ。

 

倒れるとみんなに迷惑かかるしね。

 

ふんばりどこ、ですかね。

 

 

 

最近、涼しくなったせいか、生徒さんがみんな宿題やって来てくれるので、毎日採点が大変。

 

いや、純粋に生徒さんが増えたからっていうのもあるか。

 

ね。

 

がんばりましょう。