ギャルガチャの歴史を振り返れとばかりに、その原点といえるToHeartフィギュアを順を追って撮影。
あの頃はもっと若かった。
ToHeart トゥハートリアルフィギュアコレクション ユージンSRコレクション 1998年12月下旬発売
神埼あかり あげたゆきを
マルチ 松原葵 うずまきしんく
保科智子 高瀬貴一郎
宮内レミィ 闘興一郎
セリオ シュートS
初期のYUJINは、ガチャガチャ自販機の台紙に原型師の名前が記載されていました。 これは当時の雑誌に掲載されていたものから写したのですが、写真が小さかったので書き間違いあるかも。
今は1/6や1/8サイズのフィギュアならともかく、ガチャガチャではまず名前は出ない。むしろ公開しないように企業側から言われているという話を聞いたことがあるけれど、実際どうなんでしょうかね。個人的にはそういう情報も知りたいのですけど。
パーツ分けに注目。かなり試行錯誤している様が伝わってくる。
この当時はまだノウハウが確立しておらず、足や腕の接合部はハマりにくくポロポロ外れてしまいます。
首はボールジョイントになっていて凄いと当時思った。しかしこの段階では全キャラに統一されているわけではなく、髪の長いキャラクターはボールジョイントになっていません。
その後、ボールジョイントにするためのパーツが他のキャラに付属したりもします。
ギャルガチャが登場したことによって一番良かったことは、パンツが手軽に楽しめるようになったことだと言われたりしたけれど、レミィのパンツ6種類は多すぎる! ちなみに原作準拠の設定。
色は全部でピンク、白、黒、紫、緑、青。当時回しまくったのですが、ついぞ全種類揃うことはありませんでした。
現在まで脈々と受け継がれている色違いのバリエーション商法という概念が誕生した瞬間を記したフィギュアといっても過言ではないかと。
葵ちゃんは顔の横の絆創膏verが有ります。
このパンツのしわ、というよりスジの造形を見たときの衝撃といったらもう。これにどれだけの人の人生が狂わされたか。
ToHeart Part2 トゥハートリアルフィギュアコレクション ユージン 1999年3月下旬発売
神崎あかり 恭子
マルチ・雛山理緒 UZU
来栖川芹香 両角昭博
量産型マルチは黒服ver有り。黒服はマルチの中でも1/5だか2/10だかの低い封入率だったそうな。せっかく当てたのに、もったいないという思いから未だに未開封。貧乏性というか、何というか…。
スカートを取った状態にすると、手でパンツを隠しているようで何ともそそる。
ToHeart Part3 トゥハートリアルフィギュアコレクション ユージン 1999年9月下旬発売
神崎あかり 来栖川綾香 来栖川芹香 松原葵 セバスチャン しんじょうさおり(セバスチャン顔、リムジン)
1年生の赤、2年生の青、3年生の黒と3タイプ存在するそうですが、他の2種類は見たこと無いです。
ちなみにここらへんから、PS2版の要素も入ってくる。PC版では葵ちゃんが上は制服を着ていたはず。
ドレスは赤と黒のと白の3タイプ。
このフィギュアに関しては大きさに圧倒される。こんな大きいものが、よくカプセルに入っていたもんだよ…。
ドレスを上手いこと積み重ねてカプセルに封入。
紙が破れているのは、プレゼントに応募したため。part3、4は、自販機の台紙に原作絵の水無月徹の描きおろしイラストが使われて、その絵柄のテレカプレゼントが行われたのですよ。
ToHeart Part4 トゥハートリアルフィギュアコレクション ユージン 2000年5月下旬発売
藤田浩之 マルチ 田沢圭子 セリオ 保科智子 坂下好恵
白帽子バージョンが付属。これは封入率が低かったような気がするけど、どうだったかな…?
これはCDドラマ版のキャラ。
当時を懐かしみながら撮影したりしたのですが、自分が思っていたよりフィギュアの技術力の進歩ってのは凄かったんだなというのを実感。特にこの頃はシリーズが出るに従って、目に見えて技術力が向上していってる。
もっとも初期にメインキャラクターが出揃ったせいもあってか、シリーズが進むに従ってどんどんマイナーなキャラの立体化という方向に行ったため、その恩恵に預かったのは脇のキャラばかりというのは何とも…。
ということで駆け足ですが、ToHeartガチャガチャを一応全部紹介。他に限定販売されたクリアパーツのフィギュアや、親友の佐藤雅史が封入されたアイテムセットなどもあったらしいけど、それは持ってないんで何とも。
あとアクアプラスコレクションや、ToHeart2ガチャにも触れておきたかったのですが、それについてはまたの機会に。
自分がフィギュアにはまったのは、間違いなくこのToHeartフィギュアがきっかけ。そういう人はけっこういると思う。その原体験を追って撮影していくのは、中々楽しい作業だった。
新しく発売されていくクオリティの高いフィギュアを眺めるのはもちろんだけど、当時を思い起こしながら一つ一つ古いガチャガチャを組み上げて並べていくのも面白いよ。






























































