皆様こんばんは。


梅雨時前、爽やかな日々が続いております。

今はまだ爽やかですが、梅雨入りするとジメジメですね。今年も猛暑なのでしょうか…。


先日土曜日会社が土休でしたので、家族3人で、嫁さんの実家のある能登へ行って来ました。

嫁さんは美容室へ、息子は今年初めての穴水、私は2月の震災片付け以来となりました。

以前ダメージの多かった「のと里山海道」は、

金沢→輪島方面は終点近くの穴水町まで通行できますが、輪島→金沢方面への通行はできません。以前まで行けた徳田大津インターから以北は初めて通りましたが、崩落の酷い場所は迂回路が作られており、速度も30km/hまでしか出せません。起伏も激しく、舗装道路でも悪路のようでした。でも、土曜日でも作業をされている方が居て、復旧工事が進んでいました。嫁さんを美容室に送り届け、

祖父の墓参りをして穴水駅に向かいました。

震災の影響で待合室が工事中でした。左側のテーブルの上には、「IRいしかわ鉄道」の社長さんから贈られた蘭が飾ってありました。
改札口はもともとなかったのですが、ホームから涼しい風が吹いてました。
もと改札事務所のあった場所には、各地からの励ましのエールが展示されておりました。
ホームには列車は居ませんでした。
間隔の広くなった枕木と、新しいバラストが
地震のツメ跡を語っているようでした。
整備をする建物の前には「君は放課後インソムニア」のラッピング車両がいました。何でも七尾市が舞台だそうです。
震災前は本屋の向かいのホームには屋根がありましたが、震災の影響で撤去されたようです。
能登半島の名物施設の「ボラ待ちやぐら」と時代を感じさせる待合室があります。
両ホームを結ぶこ線橋から七尾方を望みます。昭和の時代は穴水駅は大きな駅でした。
反対側の輪島珠洲方面を望みます。奥能登へ鉄路は結んでました。
「君ソム」車両はこの日はお休みだったのでしょうか。
奥の0番線には、NT-800パノラマカーと、お座敷車両のNT-100が居ます。しかしこ線橋の場所で出入りが禁止されておりました。
ホームにはこれまた赴きのある水飲み台が。
近代的なホームには水飲み台は無いですね。
留置されていたNT-200と、私の製作したNT-200と記念撮影。(笑)
こ線橋の階段に置いて一枚…。ひとときの優越感です。
撮影していると、整備された2両が整備庫から出て来ました。
ホームの待合室の裏からNT-300が見えました。震災復旧しても「のと里山里海号」の運行は中止されています。
こ線橋を渡る途中に見えた、のと鉄道のもと社屋。ダメージが酷いですね…。
柱は傾き、屋根もだいぶ斜めになっています…。
しばらくすると、七尾からの列車が到着しました。
運転席サイドには「がんばろう能登」のヘッドマークが。沿線には被災した家屋が目立ちますので、皆さんに少しでも元気になってほしいですね。
サクラの柄を取り入れたヘッドマークでした。このヘッドマークをプリントアウトして模型に取り付けたいです。
こちらの車両も模型と一緒に…。撮影するとすぐに七尾方へ、引き上げて行きました。
次の七尾行きの車両が入線して来ました。
こちらの車両にはヒマワリの柄のヘッドマークが付いてました。
これから夏に向かいますと、ヒマワリはナイスですね。こちらのヘッドマークもプリントアウトしたいです。

後方の車両は「花咲くいろは」のラッピング車両でした。
「喜翠荘(きっすいそう)」という老舗の温泉旅館を舞台に、高校生の女の子が社会の厳しさを学びながら成長して行くストーリーのアニメーションです。DVDでひと通り見ました。
このアニメーションのおかげで、のと鉄道の「西岸」駅が一躍有名になりました。
旅館の舞台が金沢市の湯涌温泉です。
先ほど七尾から来た車両と、ラッピング車両が並びました。
最後に全体的な構図で。
のと里山里海号はまだ運休中ですが、震災から見事に復活したのと鉄道を見れてよかったです。

穴水駅を出て、従姉妹の経営する商店ヘ行きました。震災の影響で従姉妹の家の前の部分は解体することになったそうで、来月には解体を始めるそうです。
従姉妹の家の周りも順次解体する家が解体されており、復興が進んでいる状況を把握できました。嫁の実家も、あとは屋根の修理だけだそうです。震災で被害を受けても暮らして行く人々、地域を愛しているのですね。

能登ではまだ余震が続いておりますが、復興に向けて頑張っている方々に敬意を表したいと思います。

ありがとうございました。