【詩】「ベケットのホロスコープ」 | 山下晴代の「そして現代思想」

山下晴代の「そして現代思想」

映画、本、世界の話題から、ヤマシタがチョイスして、現代思想的に考えてみます。
そしてときどき、詩を書きます(笑)。

「ベケットのホロスコープ」

地方のオバチャンが、おセンチな文句を並べ
悦にいって、それが詩だと信じて、
同好の士、「大御所」に媚びまくり、
しかし態度は「上から目線」が滲み出る(笑)
自らの年齢を大いばりで公表し、
64歳なんて公表するの勇気(笑)に感服するが、
なぜにそんな勇気があるのか?
勝手に推論するに、それでも若い年齢の自覚がある。
それは、配偶者が高齢だから(笑)
邪推するに、配偶者は金持ち、高学歴、社会的に高いとされる地位
この配偶者は二度目だと、これも公言している。
普通、世間の人が、どちらかといえば、あまりおおっぴらに
いいたくないことを鼻高々に(?)公表している
SNSでね。あたしゃべつに、プライバシーを探っているわけではない。
そこに書かれてあったので、
「ふーん……」と思っただけだ。
悪いけど、ホンネをいえば(いいか、本音を言ってやるのは、私の「詩」のなかだけだ!)
このひと、根っから勘違いしている。
生まれた時から、ずーーーーっと。
勘違いして生きてきて、
それで、「詩人さま」を自称し、
300万円とか言われる
詩の(いちおう)「老舗」出版社で詩集を出すとか。
3月頃から大いばりで、「5月に出る」とか公言している。
いまだ、その出版社のホームページの「新刊案内」には、ない。
ここは、とくに「いちげんさん」の本は、校正までは終わっても、
遅れに遅れることで知られている。
昔は、「いちげんさんお断り」の態度をしていたが、
きょうび、そうも行かなくなって、金さえ出せば、
誰でもOKのように見える、それともいうのも、出た本を見れば、
底なし沼のようにレベルが下がっている(笑)。
まー、
つーか、
ベケットの処女作、コンクールで入賞した、「ホロスコープ」という詩は、
こんな調子でできている。
おっと、題材は、
日本の地方の自称詩人のオバチャンではなく、
デカルトだったりするけどな(笑)。